中日・ブランコ、CS初安打が逆転満塁弾! 劇的勝利で6年連続ファイナル進出!
【セ・リーグ クライマックスシリーズ第1ステージ 中日 4-1 ヤクルト ナゴヤドーム】

リーグ2位・中日は15日、本拠地で同3位のヤクルトと対戦。
トニ・ブランコ内野手の逆転満塁弾でヤクルトを振り切り、対戦成績を2勝1敗としてファイナルステージ進出を決めた。

再三得点圏にランナーを進めながら、度重なる拙攻で1点が遠かった中日打線。
しかし、0-1で迎えた8回、1死満塁という最大のチャンスで待望の1本が飛び出した。

先頭の大島が右前打で出塁すると、すかさず荒木が犠打。
その後、連続四球で1死満塁とし、ここまでクライマックスシリーズ11打席無安打と不振のブランコが打席に入った。

試合前、
「自分自身がバッターとして、シンプルに考えていきたい」(サンケイスポーツより)
と語っていたブランコは、ボール球に手を出さず、基本である"好球必打"を意識。
3ボール1ストライクとストライクを投げるしかない状況からの5球目、真ん中に入ってきた144キロの直球をフルスイングすると、打球は左翼中段に突き刺さった。

起死回生の逆転満塁本塁打を放ったブランコは、一塁手前でド派手なガッツポーズ。
本拠地の大歓声に包まれながら、悠々とダイヤモンドを一周した。

CS初安打が試合を決める逆転満塁本塁打となったブランコは、
「十分すぎる感触だったよ。今までの人生で一番素晴らしい打球だった。うれしすぎてどうしていいか分からない」(スポニチアネックスより)
と大興奮。
71歳の高木監督も、
「8回表には敗戦の弁を考えていた。まさに起死回生」(同)
と子供のようにはしゃぎ、勝利を喜んだ。

苦戦しながらもヤクルトを退け、6年連続のファイナルステージ進出を決めた中日。
劇的勝利の勢いそのままに、東京ドームへと乗り込む。
(2012年10月16日)
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