ロッテの新監督は･･･「トルネード」で有名なあの人!?

ボビー･バレンタイン監督（59）に代わる後任監督探しをしているロッテ。
来季新監督候補のひとりに、
日米通算200勝を挙げた元メジャーリーガー、
野茂英雄氏（40＝オリックス･テクニカルアドバイザー）
をリストアップしたことが、
29日に明らかになった。
球団は野茂氏を含む数人のリストを、
既に作成してある様子。
今後オーナーらと協議の上、
選考作業を詰めていく。

野茂氏は近鉄で最多勝4度、
1995年に米大リーグ、ドジャース入り。
独特の投球フォームは「トルネード投法」と親しまれ、
2度のノーヒットノーランを記録するなど旋風を巻き起こした。
日米通算200勝を達成し、
昨年現役を引退したばかりである。

昨秋からオリックスの臨時コーチに招かれ、
11月末までの契約でテクニカルアドバイザーに就任した。
小松ら投手陣に調整法やフォークの握りを指導し、
野手には打撃投手を務めるなど、
寡黙だった現役時代とは打って変わった熱血ぶりで、
指導者として活躍中だ。

関係者は、
「野茂氏は日本人メジャーリーガーのパイオニアで、
あれだけの経験がある。
人格もすばらしいし、高く評価している」
と、明かしている。

リストには野茂氏の他に、
内部昇格で現ヘッドコーチの西村徳文氏（49）、
球団OBで、3月に行われたWBC日本代表投手コーチを務めた、
野球評論家･与田剛氏（43）があるようだ。
一部で報道された江川卓氏（54）は、
球団が作成した今回のリストにはないという。

瀬戸山球団社長は「何も決まっていません」と繰り返しているが、
秋季キャンプを新監督の下で行う方針を固めている。

さて、野茂新監督誕生となるか!? 次なる発表を待つしかない。

(2009年6月30日)

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