キューバのチャップマンが亡命 MLB入りか

今春のワールド･ベースボール･クラシックにキューバ代表として出場した
アロルディス･チャップマン投手が遠征先のオランダで亡命したことが2日わかった。複数の米メディアが報じた。
同投手は米大リーグ球団と契約を結ぶ準備を整えているとみられ、欧州から米･マイアミに入る予定だと伝えた。

チャップマンは100マイル（約161キロ）の速球を誇る左腕で、WBCでは2次ラウンドでの日本戦など2試合登板で0勝１敗、防御率5.68の成績を残した。
キューバ代表主力としては、2002年に亡命したホセ･コントレラス投手（現ホワイトソックス）がヤンキースと4年総額3200万ドル（約31億円）の契約を結んでおり、
チャップマンも3000万ドル（約29億円）から6000万ドル（約58億円）の大型契約を手にする可能性がある。　

WBCでは、キューバの最終兵器として恐れられていたチャップマン。彼なら、MLBでの大活躍の間違いない!

(2009年7月4日)

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