阪神　育成･野原を支配下登録

阪神が今季最後の"戦力補強"として育成枠の野原祐也外野手と支配下契約を結んだ。

野原は独立リーグ「ベースボール･チャレンジ･リーグ（BCリーグ）」出身。

ドラフト外入団ながら1992年に新庄剛志外野手とともに「亀新フィーバー」を起こした亀山努外野手以来の『雑草』系のニューヒーローとなれるか。

昨秋の育成枠ドラフト1位指名入団の野原。

2月のキャンプから半年のアピール期間を経て昨年のバルディリス内野手に続いて育成枠から球団2人目の支配下契約選手となった。

沼沢球団本部長が

「ファームから強い推薦があった。戦力補強としては最後というタイミングで上げた。馬力があって、なにより元気がある」

と評するように、半年で非凡さを認められた形だ。

背番号も2ケタの「94」が与えられることになった野原は、

「ジャイアンツでは育成枠から上がった選手が活躍しているし、自分も活躍したい、という感情は秘めています。でもまだ下手くそなんで、死ぬ気で練習しないといけない。ここからがスタートです」

と1軍合格を誓った。

(2009年7月28日)

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