ヤ軍・松井秀放出の可能性! コスト削減が理由か!?

ニューヨーク各紙は現地時間24日、米大リーグ・ニューヨークヤンキースが松井秀喜外野手をトレード放出する可能性を一斉に報じた。

これは昨日お伝えした年俸総額問題に大きく関わる内容だという。

ニューヨーク・タイムズの電子版によると、
「来季のチーム年俸総額を2億ドル（日本円で約180億円）に抑えたいヤンキースが、シーズン終了後にFAとなる松井秀を放出。コスト削減を図る可能性がある」というのだ。

このように報道されるのも仕方ないのかもしれない。
なぜならヤンキースは現時点でC・C・サバシア、A・J・バーネットの両投手を正式に新規獲得。
そこへまだ正式発表ではないものの、ほぼ移籍が確実視されているテシェイラを加えると総額4億2350万ドル（約380億円）の大型補強となる。

そうなれば、9月下旬に左ひざの手術を受けた為に今後も多少の不安を抱える松井秀を、来季に迎える4年契約の最終年をもって放出し、コスト削減を図る可能性が非常に高いのだ。

しかしこれは、ヤンキースの常に新鮮な大型選手をそろえるという方針に松井が該当しなかっただけであり、
決して戦力外通告ではない。

松井のトレードとなれば名乗りを上げる球団は数多いと予想されている。

これに関しニューズデー紙の電子版では、
「ラミレスら大物FA野手を逃した球団が松井秀に興味を持つのでは」と指摘。
年明けは松井の新天地について盛り上がりそうだ。

来季シーズン復活でヤンキーススタッフ陣に是非ウチに残って欲しいと懇願されるような成績を残すことができるのか。

松井秀喜の今後を占う新年がまもなくやってくる。

(2008年12月26日)

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