11億岩隈、世界一へ始動! WBC公式球初投げにやや不安アリ!?

昨シーズンパ・リーグのMVPに輝き、契約更改も3年11億円とノリに乗る楽天・岩隈久志投手(27)が5日、
WBC公式球を使用しての調整を開始した。

2009年の初投げとなるこの日、MVPの初投げを報道しようと50名ほどの報道陣がKスタ宮城につめかけた。
この時期の自主トレ取材としては異例の人数である。

この日の調整は初日ということもあり軽めのキャッチボールのみ。
キャッチボールの相手に4年目の井野を指名し、室内練習場にて早速トレーニングが開始された。

岩隈はWBCでの登板を意識し、WBC公式球を使用。
国内球との感覚の違いに苦戦しながらも、徐々にその感覚を掴んでいった。

練習後の会見にて岩隈は、
「気持ちよく投げられました。ＷＢＣを意識したボールです。ちょっと滑るかなという感じはありますね」
と、コンディションの好調ぶりをアピールしながらも、慣れない国外球に若干の不安を覚えている様子だった。

今後の調整に向けても、まずはボールへの慣れが重要と話す岩隈は、
「慣れていくしかないので。ずっと触っていると思います」
と“ボールは友達”状態が続くと宣言した。

松坂、ダルビッシュらとともに日本3本柱として名前が挙がる岩隈。
果たして昨シーズンのような活躍で日本の勝ち頭となることはできるのか。

サムライジャパンが徐々に動き始めた。

(2009年1月6日)

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