逆転負けで、日ハム優勝持ち越し

優勝マジックを「1」としている日本ハムは5日、本拠地札幌ドームで西武と対戦したが、5-10で逆転負け。

先に試合を終えたマジック対象チームの2位楽天もオリックスを6-3で下したため、マジックは減らずにリーグ優勝は6日以降に持ち越しとなった。

試合は一回、中島の適時二塁打で西武が先制。

その裏、稲葉が左翼線へ適時二塁打を放ち同点とした。

三回、またも稲葉が右翼フェンス直撃の二塁打を放ち勝ち越すと、一死一、三塁で小谷野が左中間を破る2点三塁打を放って、3点を挙げた。

しかし四回、先発のスウィーニーが高山に今季1号2ランを右翼スタンドへ運ばれ、西武に1点差に迫られると、六回には暴投と佐藤の適時打で逆転を許した。

さらに七回に中村がキング独走の47号2ランを左翼スタンドに運ばれ、点差が3点に広がった。

西武先発の山岸が3回4失点で降板後、小野寺とベイリスの前に四回から4イニング連続で三者凡退に打ち取られていた日本ハム打線だったが、八回にスレッジの中堅フェンス直撃の二塁打で1点を返し、2点差に詰め寄った。

その裏、中村の左翼フェンス直撃の二塁打と高山の犠飛を許して、5点差に広げられた。

6日は日本ハムが西武に勝つか引き分けるか、楽天がロッテに敗れれば2年ぶりのリーグ制覇が決まる。

(2009年10月6日)

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