川上憲伸、メジャー交渉代理人に元ドGM経験者を指名!

今季を終え、中日ドラゴンズからFA宣言した川上憲伸投手(33)のメジャー交渉代理人が、ダン・エバンス氏(48)に決まった。

エバンス氏はカリフォルニア州に拠点を置く「ウエスト・コースト・スポーツ・マネジメント」の最高経営責任者(CEO)として現在活躍しており、今後は川上のメジャー入りを目指してメジャー球団との交渉を担当することになる。

このエバンス氏は過去に、ロサンゼルスドジャースでGMを務めていた経験があり、2002年にはヤクルトからFA宣言した石井一投手を獲得したことでも有名である。
その後、その経験を買われマリナーズ特別GM補佐に就任。
そして2007年にGM経験者としては初めてとなる代理人に転身した。
関係者によるとエバンス氏はメジャーの各球団に根強いパイプを持っているとのことで、メジャー入りを夢に見ていた川上にとっては夢が大きく近付く最高の人選になったに違いない。

今回のFA宣言で国内での活動も視野に入れていることも宣言した川上は、国内球団との交渉に水戸重之弁護士も指名した。

いよいよ川上の運命を分ける時がやってきた。
今川上は各球団からの申し出を今か今かと待っていることだろう。

(2008年11月25日)

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