イチローVS松坂! 国内で“夢の対決”ついに実現

第2回ワールド・ベースボール・クラシック日本代表候補に選出されている米大リーグ、マリナーズ・イチローとレッドソックス・松坂が5日、神戸市のスカイマークスタジアムで合同自主トレを行った。

まさか夢の対決が国内で見られるとは…。

球場へ現れた2人は軽い準備運動をしたあと早速合同練習。
各々自主トレを進めていただけに、練習内容はフリー打撃を実施することとなった。

これがなんとも豪華な光景だ。
マウンドには松坂、打席にはイチロー。日本が誇る投打の一流選手の共演である。

その気になる内容だが、松坂はイチロー相手に43球全て直球を投じると、
イチローも自慢の打撃センスで応戦。
柵越えを一本もなかったものの、安打性の当たりを多く放つなど調整の順調さをうかがわせた。

合同練習終了後、記者からのインタビューに答えたイチローはフリー打撃でバットをへし折られたことに対して、
「球が来ていた。（バットが）グリップから折れるなんて普通はない」
と、松坂の伸びのある直球を改めて評価した。

また、松坂も調整が順調なためか、
「最高の打者を相手に投げられて最高の練習ができました」
と、笑顔で答えた。

今日からまたWBCに向けそれぞれトレーニングを積むこととなる2人。
日本代表を投打で引っ張っていくこの2人が結束したことで、
日本代表はまた一つ大きくなったのかもしれない。

(2009年2月6日)

その他のBASEBALLニュース