スピードスケート･清水が現役引退をほのめかす

スピードスケート男子短距離の第一人者で、1998年長野五輪で金メダルを獲得した清水宏保（コジマ)が28日、競技の第一線から退くことを示唆した。

この日行われたバンクーバー五輪代表選考会の500メートルで7位に終わった後、「五輪はないに等しい」とした上で、今後の去就について「改めてコメントしたい」と語り、近く態度を表明する考えを示した。

清水は162センチの小柄ながら、爆発的なスタートダッシュを武器に活躍。長野五輪の500メートルでスピードスケートの日本選手で初めての金メダルに輝き、1000メートルでも銅メダル。2002年ソルトレークシティー五輪でも500で銀メダルを獲得した。

スピドスケートの一線で活躍した男が、近々スケート靴を脱ぐことになりそうだ。　

(2010年1月1日)

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