長澤まさみ､スプーン曲がらず｡超能力不発で半泣きに…

女優の長澤まさみ(22)が主演した映画｢曲がれ!スプーン｣(監督本広克行)の初日舞台あいさつが21日､東京･TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた｡

同映画は､劇団｢ヨーロッパ企画｣代表の劇作家､上田誠さん(29)が執筆｡00年に初演され､その後､2度再演された舞台｢冬のユリゲラー｣を映画化した作品｡

超常現象を信じるTV局のAD･桜井米(長澤)と､彼女に超能力を悟られまいとする7人の軟弱なエスパーたちが繰り広げるシチュエーションコメディ｡

この日､香川県から招かれたスプーン曲げ講師･香西志帆さんの指導のもと､長澤は出演者8人と本広監督､観客全員がスプーン曲げに挑戦｡

1回目の挑戦であっさり成功した本広監督は､｢みんな曲げられるんじゃないの!?｣と､いとも簡単にスプーンが曲がってしまったことに驚きながらも､2回目の挑戦でも成功させるエスパーぶりを発揮｡

2回目の挑戦では本広監督だけでなく､共演の志賀廣太郎､辻修､川島潤哉もスプーンを曲げに成功｡客席でも350人の観客のうち20～30人が曲げる中､主役である長澤だけはまた失敗に終わり､｢何で～｣と納得いかない表情で半泣きに｡

このところ目立った活躍がない長澤だけに､映画の観客動員数は右肩上がりに曲がってほしいところだろうが､さて…｡(松野)

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