リストラの波はお笑いにも!! ｢エンタ｣打ち切り説が浮上!?

(01/11)

テレビ局のリストラの風がついにお笑い番組に吹き始めたようだ｡

｢エンタの神様｣(日テレ)に打ち切り説が浮上している｡そのあたりの事情を｢日刊ゲンダイ｣が報じている｡

同紙によると､お笑い芸人のネタ見せ番組の先駆けとして､かつては視聴率20%を超え､週間視聴率ベスト10の常連だった同番組も､最近は2ケタをキープするのがやっと｡

昨年10月以降､1ケタに落ち込んだことが3回もあったという｡

｢日テレは後番組も頭に入れているようです｡月曜深夜に放送中の『嵐の宿題くん』をやめて､嵐をメーンにしたバラエティーが候補に挙がっています｡『宿題くん』は小倉智昭もレギュラーですが､新番組は小倉ではなく､東京進出に意欲を燃やす関西の宮根誠司になるともっぱらです｡

宮根は5日放送の日テレの正月特番『生きるチカラ学ぶTVミヤネの仰天マネー塾』でも結果を出したから､早い段階で『エンタ』の後番組が固まる可能性もあります｣(マスコミ関係者)

元祖ネタ見せ番組の店じまいは､芸人たちだけでなく､仕事が減っている司会の福沢朗にとっても痛手になりそうだ｡

同様にウッチャンナンチャンが司会を務める｢ザ･イロモネア｣(TBS)もピンチだという｡

08年春に土曜のレギュラーになり､好調をキープしていたが､昨春に木曜に枠移動してから｢エンタ｣同様に不振が続いている｡

10月以降で2ケタを記録したのは2回で正月特番も9.7%にとどまった｡まだ順調なのは｢爆笑レッドシアター｣(フジ)くらい｡

｢大ブームになったネタ番組は有象無象のお笑い芸人の賞味期限切れとともに､消えていく運命なのか｣と同紙は結んでいるが､さて…｡(松野)