朝ドラ､50周年ヒロインは井上真央!! 封印した制服姿も解禁!!

来年3月末スタートのNHK連続テレビ小説｢おひさま｣のヒロインは､女優の井上真央(いのうえまお=23)に決定した｡

長野県安曇野市と松本市を舞台に､戦争をはさむ激動の昭和時代に､そば作りを通じて､太陽のような笑顔で人々を照らし続けた女性の一代記を描く｡

井上はNHKでは99年のドラマ｢櫂(かい)｣以来､12年ぶりの出演｡

｢朝ドラのヒロインには漠然としたあこがれがあったが､新人の登竜門というイメージがあり､もう声がかからないだろうと思っていたのでビックリ｣と夢がかなって笑顔満面に｡

16歳から30代を演じる井上は､昨年10月公開の｢僕の初恋をキミに捧(ささ)ぐ｣で封印したセーラー服姿も解禁することになり｢思わぬ機会で着られてうれしい｣とはにかんだ｡

脚本は｢ちゅらさん｣(01年度前期)で知られる岡田惠和氏(51)のオリジナル｡｢激動期を生きた､ごく普通の人たちの喜びや幸せを描く｣と抱負を語った｡

連続テレビ小説は､第1作の｢娘と私｣が1961年春にスタート､来年で50年になり､長野県を舞台にしたのは1975年度前期｢水色の時｣､1993年度後期｢かりん｣以来､3度目となる｡

また地上デジタル放送(地デジ)に完全移行する来年7月24日以降､初の作品となる｡(松野)