アフラック､CMでお馴染みのアヒル声優を解雇! 原因は地震に関する悪質ツイート!?

日本で外資系保険会社1位の米アフラックは14日､同社CMでアヒルの声を担当するコメディアン､ギルバート･ゴットフリード(56)を解雇したと発表｡
なんとその原因は､東日本大震災に関する悪質な"つぶやき"だという｡

可愛らしい表情と動きで､日本でも人気の高いアフラックのアヒル｡
ディズニー映画『アラジン』シリーズでオウムのイアーゴを演じるなど､独自の声質で知られるゴットフリード氏は､アヒルが誕生した2000年から声優を務めている｡

しかし､彼のつぶやきはアヒルが見せる可愛らしい表情とは違い､地震や津波の被害状況を軽視するような悪質なものばかり｡

東日本大震災が発生した11日から週末にかけて､
｢さすが日本は発達している｡連中はビーチに出かける必要がない｡ビーチのほうからやって来てくれるんだから｣
など､計12回にもわたってつぶやいたという｡(現在は削除済み)

これらの軽率なつぶやきに対し､ツイッター上では批判が殺到｡
アフラックは即座にゴッドフリード氏の解雇を決め､
｢ギルバートの日本の震災に関するコメントはユーモアではなく､当社社員の感情を代弁するものでももちろんありません｡アフラックではただちに､アフラックダックの新しい声優を全米規模のオーディションで募集する予定です｣
と声明を発表した｡
すでに日本向けのCMでは､別の声優の声に差し替えられているという｡

アフラックにとって日本は､事業の4分の3を占める最大の市場｡
同社幹部が即解雇という厳しい対応をとったのも納得だ｡

ちなみに､アフラックは震災直後の金曜日､国際赤十字社に復興支援のための1億円を寄付している｡(伊原)

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