ジャニー社長の自宅に侵入した男は元・取引先の社長! 金銭トラブルゆえの犯行!?

今月17日午前9時40分頃、東京・渋谷区渋谷にあるマンションで発生した立てこもり事件。
マンションは大手芸能事務所・ジャニーズ事務所のジャニー喜多川(じゃにーきたがわ=79)社長の自宅だったが、立てこもり時には室外に閉め出されていたという。

幸い社長に怪我などはなく、事件発生から約40分後に駆けつけた警察官によって犯人は現行犯逮捕。
犯人は鵜瀞敏男(うのとろとしお=52)容疑者、『株式会社サンデックス』の社長と判明した。

調べに対し「知り合いの喜多川さんの家に入っただけ」などと供述している鵜瀞容疑者だが、業界関係者の間ではジャニーズの利権をめぐっての金銭トラブルの疑いが強まっているという。
『東京スポーツ』が報じている。

「あのマンションに住んでいるのを知っている業界人は少なくないが、部屋まで知っている人はそう多くない。
(容疑者と社長は)相当、仲が良いと見ていいんじゃないか」(テレビ関係者:東京スポーツ)

鵜瀞容疑者が経営する『株式会社サンデックス』はプリペイドカードや各種金券類、簡易ライターなどを取り扱う会社。
最近では人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のキャラクターライターの販売も始めていたようだ。

「ジャニーズ側は、その会社とは10年以上も前に取引していたこともあるが、いまは全然、関係がないと説明をしているそうです」(事情通:同)

つまり鵜瀞容疑者と社長は昔の取引先同士。
しかし何故ジャニーズはサンデックスとの取引を止めてしまったのだろうか。

「ジャニーズは、グッズビジネスなど他の会社に回していたものを自分のところでやろうと発注を止め始めたそうです。
ここ数年でジャニーズと取引していた会社が潰れたなんて話もチラホラ聞く。(中略)
取引をしている某会社の人は『ジャニーズとの仕事は綱渡り』とボヤいていましたよ」(業界関係者:同)

それでも一般企業にとって、莫大な金が動くジャニーズとの契約はまさにドル箱。
契約にこぎつけ一度取引を始めたら、何としても止めたくないのが心情だろう。

「グッズだけじゃなくコンサートを開催したときなどの様々な権利に関して、ウチに発注してもらえないかと各社争奪戦になる。
そういうときに『この人は誰?』というような謎の男が入ってくることもある。ジャニーズの世界は魑魅魍魎(ちみもうりょう)で鵜瀞容疑者もそういった謎の男だったのかもしれない」(別の事情通:同)

鵜瀞容疑者は立てこもり時、凶器などは持っておらず、部屋を荒らした形跡も無かったという。
社長の身が安全で何よりではあったが、今回の件で自宅の外観がメディアに大きく報じられてしまった。
一説によれば"オキニ"のタレントたちを住まわせているというマンションを、社長が泣く泣く引き払う可能性も出てきているとか。(高橋)


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