EXILE･ATSUSHI､アジア進出を本格化! 1年の半分を中国での活動に充てる!

EXILEのボーカル･ATSUSHI(31)が12日､中国･海南島で行われた『第6回テンセント授賞式』に日本人として初めてゲスト出演｡
中国歌手フェイ･ウォンの大ヒット曲『我願意(あなたに尽くします)』を中国語で披露した｡

中国最大のIT企業｢テンセント社｣が主催する同イベントは､音楽や映画などを対象とした総合エンターテインメントの祭典｡
授賞式の模様はテンセントの公式サイトで生中継され､最大6億人が視聴したとみられる｡

そんな一大イベントに日本人として初めて出演したATSUSHIは､ライブ前のレッドカーペットで､
｢みなさんこんばんは｡EXILEのATSUSHIです｣
と中国語であいさつ｡
ステージでは､元日に発売した初のソロアルバム『Solo』の中国盤特典CDに収録された『我願意(あなたに尽くします)』をしっとりとしたセクシーな歌声で歌いきった｡

全編中国語での歌唱に､イベントに携わった中国人スタッフも､
｢ネーティブかと思った｣
と驚いた様子｡
日本のファンがまったくいない"完全アウェー"ながら､約2000人の観客の心を掴んだ｡

ライブを終えたATSUSHIは､
｢感情を乗せるのが難しかった｣
としながらも､
｢今回のために､年末のツアーの合間に発音の練習をしてきたのでよかった｣
と満足げ｡
そして､
｢ソロの機会も増えていくと思いますし､いつかアジアツアーをやってみたいですね｣
と大きな目標を掲げた｡

関係者によると､ATSUSHIは今年､本格的なアジア進出のため中国語の習得を第一に考え､3ヶ月～半年を中国で過ごす予定とのこと｡
本人も､
｢1年後には結構しゃべることができるようになったなと思われるようにしたい｣
と強い意欲を見せており､EXILE全体での仕事以外は中国に拠点を移すという｡

最新アルバム『EXILE JAPAN/Solo』が2週連続オリコン1位に輝くなど､日本での勢いが一向に衰えないEXILE｡
グループの顔ともいえるATUSHIを先頭に､グループとしてのアジア進出も加速していきそうだ｡(伊原)