寺島しのぶが待望の第1子妊娠! 歌舞伎界初のハーフ役者誕生の可能性も

女優･寺島しのぶ(てらじましのぶ=39)が第1子を妊娠したことが20日､分かった｡

関係者によると､寺島は現在妊娠3ヶ月とのこと｡
すでに所属事務所などには伝えており､自身の結婚記念日となる今月26日に正式発表する予定だという｡

歌舞伎俳優･尾上菊五郎(おのえきくごうろ=69)と女優･富司純子(ふじじゅんこ=66)の長女として生まれた寺島は､大学在学中の1992年に劇団｢文学座｣に入団｡
そこで演技を磨き､1996年に退団してからは蜷川幸雄や久世光彦といった演劇界の大御所に度々起用され､数多くの演劇賞を受賞した｡
2000年に映画デビューを果たすと､2003年には日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得｡
2010年公開の主演映画『キャタピラー』では､ベルリン国際映画祭最優秀女優賞にも輝き､その演技力は世界から大きな注目を集めている｡

私生活では､2007年2月に日本在住のフランス人アートディレクター､ローラン･グナシア氏(44)と結婚｡
梨園では異例の国際結婚として話題となり､寺島はその際､
｢男の子ができたら歌舞伎役者もいいな｣
などと話していた｡
結婚5年で待望の第1子を授かったことで､歌舞伎400年の歴史で初めてハーフの役者が誕生する可能性も出てきた｡

なお､寺島は5月11日より舞台『リアルシング』に出演予定だったが､公演自体の中止が決定｡
製作サイドは上演中止の理由を､
｢追って必ずお知らせするので諸条件が整うまでお待ちください｣
としている｡(伊原)