最高の人生の終り方」、低視聴率は山下智久&前田敦子のせいじゃなかった!?
(03/01)

山下智久(やましたともひさ=26)とAKB48・前田敦子(まえだあつこ=20)が共演中のドラマ『最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜』(TBS系)。

最強アイドル同士のゴールデンタッグで挑んだにもかかわらず、視聴率は10%前後を行ったり来たり。
山下・前田両名が俳優としての評判を落としつつある中、低視聴率の真の原因は"あまりに粗末な脚本"にあると『リアルライブ』が伝えている。

同作の脚本は2002年『天体観測』(フジテレビ系)で脚本家デビューし、『パパと娘の7日間』(TBS系)、『名前をなくした女神』(フジテレビ系)などを手掛けた渡辺千穂氏が担当。
当初はタブーとされがちな"死"をテーマにしたドラマとして注目を集めたが、いざ放送が始まるとストーリーは「ありえない」の連続だった。

例えば第2話『涙と葬儀屋の謎』では、警察御用達の葬儀屋がビール券を送るシーンがあった。
公務員である警察官が民間の企業から金券類等を受け取ることは、2008年頃に広く問題視された「居酒屋タクシー問題」(金払いのいい公務員を顧客としてつなぎ止めるため、タクシー会社が公務員に対して無償で酒やつまみを提供する例が慣習化していた問題)と共通し、倫理上問題がある。

さらに第4話『遺産相続〜白紙の遺言状の涙』では、遺言書らしき書類を家庭裁判所の検認を経ずに開封。
遺言書を家庭裁判所外で開封することは民法1005条によって5万円以下の過料に処せられる軽犯罪で、作中ではそれが警察官の前で行われたのだから大問題だ。

遺言書は相続問題に深く関わる重要な書類であり、その扱い方を葬儀屋が知らないというのはあまりにリアリティに欠けていると言わざるをえないだろう。

また第6話『哀しき不倫愛の結末〜孫への愛』では教師とその教え子である女子高生が肉体関係を持つ描写があった。
同様の関係は1993年、2003年に放送されたドラマ『高校教師』(TBS系)で描かれたが、現実に当てはめれば確実に教師側が懲戒免職処分となる大問題。
青少年保護育成条例との関連もありドラマの中で軽々しく描いていい問題ではないはずだが、作中では"不倫"ということだけにスポットを当てており、こちらも現実味に欠けた。

昨年秋に大ヒットした『家政婦のミタ』(日本テレビ系)の例を見ても分かるとおり、ドラマという作り物の中では、必ずしもリアリティばかりが求められるわけではない。
しかしこのゴールデンタイムのドラマは子どもから大人まで大勢の視聴者の目にさらされるもの。
倫理問題や犯罪・条例違反に関わる描写はくれぐれも慎重に行っていただきたい。(高橋)


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