向井理、7月期新ドラマで初の医師役! 医療指導は天皇陛下を手術した超大物
(05/07)

俳優・向井理(むかいおさむ=30)が、7月スタートの新ドラマ『サマーレスキュー〜天空の診療所〜』(TBS系)で主演を務めることが6日、分かった。

同作は、標高2000メートルを超える厳しい環境に実在する小さな山岳診療所を舞台に、若き心臓外科医の成長を描く物語。
悩みを抱える医師やナースが患者と接する中で、命とはなにか、医療とは何かを考えていく、心温まるヒューマンドラマになるという。

向井が演じるのは、大学病院で将来を嘱望されているクールな心臓外科医・速水圭吾。
プライドが高く、次期大学病院の学長候補の娘と婚約中という抜け目ない男だが、上司の命令で夏の間とある山岳診療所に派遣され、カルチャーショックと挫折を経験し、価値観を変えていくという役どころだ。

医師役初挑戦となる向井は、実際に山岳診療所で働いている医師に会うなどして役作り。
過酷な山岳診療所の現状を知り、
「設備の整った病院とは違い、山という特別な環境で診察をすることの相違点や難しさなど、その状況に合わせた診療の大切さを感じました」
と話している。

また、"将来を嘱望されている心臓外科医"という設定に説得力を持たせるため、医療指導は今年2月に天皇陛下のバイパス手術で執刀したことで知られる順天堂大の天野篤教授が担当。
実際に指導を受けた向井は、
「第一線で活躍する一流の医師の気迫を感じました」
とし、
「まだ初歩中の初歩の指導しか受けていないので勉強不足ですが、現場でたくさん吸収したい」
と意気込みを語っている。

TBSの志村彰チーフプロデューサーは、向井の起用理由について、
「向井くんはクールに見えて、実は熱い人間ですから、このドラマの主人公が実はあっていると思った」
と説明。
ドラマについては、
「この夏、今までにないシンプルで血のぬくもりを感じさせるヒューマンドラマをお届けします」
と自信をみせている。

新ドラマ『サマーレスキュー〜天空の診療所〜』は、7月から毎週日曜午後9時より放送予定。(伊原)


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