シンケンピンク･高梨臨の主演映画がカンヌで大絶賛! ｢夢みたい｣

南フランス･カンヌで開催中の｢第65回カンヌ国際映画祭｣で21日(日本時間22日)､日仏合作映画『ライク･サムワン･イン･ラブ』が公式上映され､アッバス･キアロスタミ監督をはじめ､主演の高梨臨(たかなしりん=23)､加瀬亮(かせりょう=37)らがレッドカーペットに登場した｡

日本を舞台とした同作は､元大学教授の老紳士と女子大生の奇妙な関係を描いたラブストーリー｡
メガホンをとったキアロスタミ監督は､1998年公開の映画『桜桃の味』で同映画祭パルムドール(最高賞)を受賞しており､今作も大きな期待が寄せられていた｡

そんな世界的注目を集める作品で主演を務めたのが､23歳の高梨臨だ｡
アイドルとして芽が出なかった彼女は､2007年に女優として再出発｡
2008年に映画『GOTH』でヒロインを務め､翌年『侍戦隊シンケンジャー』でシンケンピンクを演じて知名度を上げた｡
現在はドラマ『パパドル!』(TBS系)に出演中で､今後の活躍が期待されている｡

今作では､厳しいオーディションを勝ち抜いて主演の座をゲット｡
初めてのレッドカーペットについて､
｢夢を見ているみたいでした｡夢なんじゃないかと思っている間に終わりました｡もう何もかもが夢でした｣
と興奮気味に振り返り､
｢全く知らなかった世界を見ることができ､もっと視野を広げないといけないと思いました｣
とさらなる飛躍を誓った｡

作品の評価も上々で､公式上映後､満場の客席から約5分間にわたるスタンディングオベーションが送られたほど｡
注目の受賞結果は最終日の27日夜(日本時間28日)に発表される｡

なお､『ライク･サムワン･イン･ラブ』は9月より日本でも公開が予定されている｡(伊原)

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