フジテレビの無謀な人事! 「家族のうた」と同じ社員が勝負ドラマを企画!?

6月も残すところあと僅かとなった。
7月から始まる新ドラマが気になり出す頃だが、特に注目を集めるのが日曜9時の枠だ。

今クール同枠で放送した『家族のうた』が脅威の低視聴率で打ち切りとなったフジテレビは、社運を賭けて新ドラマ『ビューティフルレイン』を放送する。
主演に超人気子役・芦田愛菜(あしだまな=8)と豊川悦司(とよかわえつし=50)を据え、ライバル・TBSに挑む作戦だ。

元々、バラエティ番組『発掘!あるある大事典』『エチカの鏡』などを放送していたフジの同枠。
TBSの「日曜劇場」に対抗する形で「ドラマチックサンデー」をスタートさせたのは2010年10月期からだった。
昨年4月期には『マルモのおきて』がヒットしたが、裏番組の『JIN-仁-完結編』には視聴率で大きく差を付けられるなどし、この対決でフジはまだ一度もTBSに勝っていない。

そればかりか『家族のうた』では僅か平均視聴率3.9%という痴態を晒したフジ。
今期こそはと『ビューティフルレイン』に期待を寄せるが、一方で制作現場のテンションは一向に上がらないのだとか。
『週刊現代』が報じている。

「編成企画担当が『家族のうた』で大失敗した鹿内植(しかないつぎ)なんです。
ありえない人事ですが実は彼女、祖父がフジサンケイグループ創業者の鹿内隆氏、叔父がフジテレビ元会長の春雄氏という創業家一族。
本人曰く『チャンスをもらった』とか……」(制作会社スタッフ:週刊現代)

鹿内植氏はかつてフジサンケイグループを支配した一族の直系にあたる"お嬢様"で、周囲も特別扱いが必須。
担当した『家族のうた』には放送前から盗作騒動があったが、その責任すらロクに取らずに済まされたとか。

編成企画担当が超低視聴率を叩き出した"戦犯"とあれば、現場の士気が上がらないのも頷ける。

そんなフジを向井理(むかいおさむ=30)主演の『サマーレスキュー』で迎え撃つTBS。
フジは7回目の勝負で初勝利を収められるのか。(高橋)


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