正体不明の歌姫･GILLEが初の顔出しライブ! 意外な素顔が判明!

ネット上で話題になっていた正体不明の歌手･GILLEが18日､東京･新宿ステーションスクエアでデビューアルバム『I AN GILLE.』の発売記念ライブを敢行｡
これまで隠していた素顔や素性を初めて明かした｡

GILLEは今年1月末より､動画サイト｢You Tube｣に邦楽のヒット曲を英語で歌うパフォーマンスを次々と投稿｡
ナチュラルな英語の発音と抜群の歌唱力ですぐに注目を集め､約1ヶ月で動画の再生数は240万回を記録した｡

4月にメジャーデビュー決定が報じられていたが､"顔出し"でのライブはこの日が初めて｡
GLLEは集まった2000人を前に､
｢初めまして､GILLEです｡宮崎から来ました｣
とあいさつし､"ダイヤモンドボイス"と称される迫力ある歌声でAKB48の『フライングゲット』の英語カバーなどアルバム収録4曲を披露した｡

アルバム発売に合わせて解禁されたプロフィールによると､GILLEは宮崎県西都市出身の25歳｡
小学6年生から英会話を習い始め､大学時代には単身渡米し､ロサンゼルスで本格的に歌のレッスンを受けたという｡
そして2010年に宮崎県で発生した口蹄疫で実家の牧場が被害を受けた際､家族へのエールとして書いた曲『WILL』が話題となり､2011年7月に同曲でCDデビュー｡
当時はTASHA gee(ターシャ･ジー)名義で活動していたが､
｢国籍やビジュアルなどの特定のIDや偏見にとらわれずに､自分の歌声を世界中に届けたかった｣
との思いから｢You Tube｣への投稿を始め､GILLEとして再デビューすることが決まった｡

ライブ終了後､報道陣から今後の目標を聞かれ､
｢これからはGILLE自身が作って､GILLEサウンドも世界中に届けたい｡
美空ひばりさんみたいな､影響力のあるアーティストになりたいです｣
と大きな夢を掲げたGILLE｡
｢You Tube｣への投稿からメジャーデビューを掴んだ彼女のシンデレラストーリーはまだまだ続いていきそうだ｡(伊原)

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