出来レース疑惑の「全日本アニソングランプリ」に水木一郎が苦言! 「原点回帰も必要
(11/06)

『マジンガーZ』や『バビル2世』の主題歌を担当し、"アニメソング界の帝王"と呼ばれる水木一郎(みずきいちろう=64)が、今月4日に放送された『第6回全日本アニソングランプリ』(アニマックス)の大会結果について疑問を投げ掛け、ネット上で話題になっている。

『アニソングランプリ』は「アニソンで未来を創る」をコンセプトに、世代のアニソン界を担う人材の発掘・輩出を目指すアニメソング限定のオーディション。
グランプリ受賞者は新作アニメの主題歌でのプロデビューが約束されている。

第6回となる今年は、応募総数1万171組の中から岡本菜摘さん(おかもとなつみ=18)がグランプリを受賞。
しかし、放送直後からネット上では、
「ちゃんと歌唱力で決めなよ」
「このレベルで優勝って言われたらなぁ…」
「これじゃ出来レース疑われても仕方ない」
「悪いのは全て審査員」
などと大会結果に対する不満が噴出していた。

こうした声を受け、大会委員長を務めた水木は放送翌日の5日に自身のツイッターを更新。
「昨日放送のアニソングランプリの評価は観たみなさんの感じたままをきちんと受け止めるべきだろう。
審査に関われない大会委員長の立場はもどかしくもあり、今回は俺の意思が審査員に伝わってなかったのかと思うと自分の力のなさを感じてしまう。
アニソンの未来のために、原点回帰も必要ではないか」
と"疑惑の審査"に苦言を呈した。
一方でグランプリ受賞者の岡本さんを、
「アニソングランプリで優勝した人には何も責任はありませんし俺は大会委員長としてフォローしていますよ」
と擁護。
「頑張ってデビューしてアニソン界を牽引してくれたら嬉しいのは確かなことです。
アニソン歌手を夢見ている人のためにもみんなに認められ愛される歌手になってほしいと心から願います」
とアニソン界の大先輩としてエールを送っている。

海外でも人気が高く、いまや日本を代表するカルチャーとなったアニソン。
帝王による苦言は、関係者の胸にどう響いただろうか。(伊原)


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