剛力彩芽、月9初主演決定も事務所先輩から苦言! あまりのゴリ押しに我慢の限界!?

女優・剛力彩芽(ごうりきあやめ=20)が2013年1月から始まる新ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系)で、月9初主演を果たすことが20日、分かった。

初のゴールデン主演作がテレビドラマの象徴とも言われる月9となった剛力は、
「"本当に私でいいの?"と思ったりもしますが、とにかく皆さんの期待に応えたいです」
と気合たっぷりのコメント。

『ビブリア古書堂の事件手帖』は三上延氏による同名の小説が原作。
古書に関して並外れた知識を持つが、極度の人見知りである古本屋の店主・栞子(剛力)が、客が持ち込む謎を解いていくというストーリー。
現在3巻まで刊行されている小説の総売上部数は累計で310万部を超える大ヒット作で、2012年の本屋大賞にもノミネートされている。
大ヒット小説と人気女優がタッグを組んで月9に挑むということで、フジテレビはドラマのヒットに自信をみせているが、世間の評価は全く違うものになってしまっているようだ。

彼女は今年に入ってから既に7本のドラマと、2本の映画に出演、そしてCM契約は上半期だけで18本に上っている。
これだけでも、かなりの"ゴリ押し"なのだが、さらに「ベストスマイル賞」「メガネベストドレッサー賞」「ベストレザーニスト賞」の3冠を獲得。
確かに笑顔が印象的な剛力だが、普段テレビで"メガネ"をかけていることはなく、"レザー"服でワイルドに決めているイメージに至っては皆無である。
これといった代表作が無いままに名前だけが先行していると揶揄されても否定出来ないだろう。

そんな彼女のあまりにおおっぴらな"ゴリ押し"に、同じ事務所の先輩タレントである池澤春菜(いけざわはるな=36)も苦言を呈している。
池澤は剛力の月9主演に触れ、
「栞子(主人公)さんは……違うよね……いや、同じ事務所だけどさ……栞子さんは、もっとこう」
とコメント。
言葉を濁しているとはいえ、これは剛力への明確な批判だ。

批判の理由は同作の主人公と、剛力のイメージが全く違うからだろう。
主人公・栞子は、黒髪ストレートのロングヘアーで、スレンダー巨乳美女にも関わらず地味な性格。
年齢設定も20代後半ということで、彼女のイメージと一致する部分がまるでない。

配役に疑問を感じているのは原作ファンも同じなようで、
「何をどう考えたら『栞子は剛力彩芽にしよう!』という結論に至るんだろうか」
「そもそも剛力を視聴者は見たくない、原作ファンも見たくない、誰がみるんだ?」
「主演が剛力彩芽ってどんなミスキャストですか。制作の人、原作読んだ?」
など批判が止まらない。
世間のイメージとあまりにかけ離れたキャスティングが、原作ファンの怒りに火をつけてしまったようだ。

フジテレビは過去に、ドラマ『家族のうた』が盗作騒動で、ドラマ開始前からバッシングを受け、視聴率低迷し番組を打ちきった苦い経験がある。同じ運命を辿らなければ良いのだが。(石森)


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