「恋空」に盗作疑惑！パクられた！？作者が出版社に乗り込んだ！！
新垣結衣の主演でヒット中の映画「恋空」に､パクリ疑惑が浮上した！
主人公のレイプ体験から恋人の死のシーンといったストーリーの重要な骨格が盗用されたと､被害作家が抗議をしていたのだ。「週刊文集」が報じている。
「恋空」がパクった？ と言われているのは､昨年7月にKKベストセラーズから出版された「さよならの向こう側（画像）」という小説だ。
元はと言えば､こちらの作品も「ケータイ小説」。「恋空」が始まる1年3ヶ月前の2004年9月から､ケータイ小説サイト「どこでも読書」で1年9ヶ月連載されたものだった。
検証してみると､なるほど「さよなら──」と「恋空」は非常によく似ている。
「女子高生の主人公は､女子から人気のある同じ高校の男子と付き合い始める。
主人公は恋人の下彼女からイジメを受けるが､懸命に耐えて交際を続ける。
しかし突然､恋人が冷たくなる。
主人公は戸惑いながらも､その後別の男性と出会うが､恋人のことが忘れられない。
大学に進学後､恋人と再会した主人公は､恋人ががんを患っていたことを知る。実は､恋人は主人公に心配をかけないように､がんを隠していたのだ。
その事実を知った主人公は懸命に恋人を看病する。
その中で別の男性が主人公を励まし去っていく。
恋人は亡くなり､主人公は恋人を想い続けて生きていく」
これはなんと､両作品に“共通”のあらすじなのだ。
他にも文春は､
・主人公がレイプもしくはレイプ未遂の被害を受けており､恋人とのセックスの際にその記憶がフラッシュバックする。
・主人公と恋人が知り合った時期に「放課後の高校図書館」が登場する。
・主人公と恋人だけの特別な存在を供養するための「思い出の場所」がある。
・主人公が死んだ恋人を思う場面で､二羽の生き物が飛んでいるシーンがある。(「さよならの向こう側」は蝶､「恋空」は鳥)
……といったディテールの類似を計10点指摘している。
この盗作疑惑が発覚したのは､意外なことからだ。
フジテレビがかつて「恋空」の映画化を企画。版元のスターツ出版と交渉を始めた矢先に「さよなら──」の映像化企画がフジに持ち込まれたのだ。
フジから「恋空」に似ていると指摘された「さよなら──」側は､激怒してスターツ出版に乗り込み､「どういうことだ？作者から話を聞きたい」ということになったという。
「恋空」側が盗作を認めなかったため､トラブルは長期化の兆しを見せていたが､一転今年4月になって､突然の解決を迎える。
その理由が､「恋空」側が芸能界に強い影響力を持つバーニングプロダクションの周防郁雄社長を仲裁役に立てたから､というのだ。ダークな世界で「手打ち」が行なわれたと考えたくなるのはそのへんだ。実際､「さよなら──」側も「恋空」側も､この件に関しては押し並べて口が重くなってしまったというのだ。
そして､この「解決」直後の4月23日から映画の撮影がスタートしたというから､なんとも徹底している。
さて､「恋空」のウリは作者美嘉の経験した「実話」がウリだったはず。
ひょんなことから飛び出た「盗作」騒動で､「電車男」同様の「中の人などいない」疑惑も再燃するか､さて？（淺川）
主人公のレイプ体験から恋人の死のシーンといったストーリーの重要な骨格が盗用されたと､被害作家が抗議をしていたのだ。「週刊文集」が報じている。
「恋空」がパクった？ と言われているのは､昨年7月にKKベストセラーズから出版された「さよならの向こう側（画像）」という小説だ。
元はと言えば､こちらの作品も「ケータイ小説」。「恋空」が始まる1年3ヶ月前の2004年9月から､ケータイ小説サイト「どこでも読書」で1年9ヶ月連載されたものだった。
検証してみると､なるほど「さよなら──」と「恋空」は非常によく似ている。
「女子高生の主人公は､女子から人気のある同じ高校の男子と付き合い始める。
主人公は恋人の下彼女からイジメを受けるが､懸命に耐えて交際を続ける。
しかし突然､恋人が冷たくなる。
主人公は戸惑いながらも､その後別の男性と出会うが､恋人のことが忘れられない。
大学に進学後､恋人と再会した主人公は､恋人ががんを患っていたことを知る。実は､恋人は主人公に心配をかけないように､がんを隠していたのだ。
その事実を知った主人公は懸命に恋人を看病する。
その中で別の男性が主人公を励まし去っていく。
恋人は亡くなり､主人公は恋人を想い続けて生きていく」
これはなんと､両作品に“共通”のあらすじなのだ。
他にも文春は､
・主人公がレイプもしくはレイプ未遂の被害を受けており､恋人とのセックスの際にその記憶がフラッシュバックする。
・主人公と恋人が知り合った時期に「放課後の高校図書館」が登場する。
・主人公と恋人だけの特別な存在を供養するための「思い出の場所」がある。
・主人公が死んだ恋人を思う場面で､二羽の生き物が飛んでいるシーンがある。(「さよならの向こう側」は蝶､「恋空」は鳥)
……といったディテールの類似を計10点指摘している。
この盗作疑惑が発覚したのは､意外なことからだ。
フジテレビがかつて「恋空」の映画化を企画。版元のスターツ出版と交渉を始めた矢先に「さよなら──」の映像化企画がフジに持ち込まれたのだ。
フジから「恋空」に似ていると指摘された「さよなら──」側は､激怒してスターツ出版に乗り込み､「どういうことだ？作者から話を聞きたい」ということになったという。
「恋空」側が盗作を認めなかったため､トラブルは長期化の兆しを見せていたが､一転今年4月になって､突然の解決を迎える。
その理由が､「恋空」側が芸能界に強い影響力を持つバーニングプロダクションの周防郁雄社長を仲裁役に立てたから､というのだ。ダークな世界で「手打ち」が行なわれたと考えたくなるのはそのへんだ。実際､「さよなら──」側も「恋空」側も､この件に関しては押し並べて口が重くなってしまったというのだ。
そして､この「解決」直後の4月23日から映画の撮影がスタートしたというから､なんとも徹底している。
さて､「恋空」のウリは作者美嘉の経験した「実話」がウリだったはず。
ひょんなことから飛び出た「盗作」騒動で､「電車男」同様の「中の人などいない」疑惑も再燃するか､さて？（淺川）
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