2008年の初頭を飾ったアニメランキング発表!!

アニメ、見てますか?

2008年のスタートから数々のアニメ番組がスタートし、アニメの世界も大いに盛り上がっている今日この頃。
Yahoo!が独自の集計を行った結果、新番組の人気ランキングは以下の順になった。

1位 ヤッターマン
2位 ペルソナ
3位 墓場鬼太郎
4位 ロザリオとバンパイア
5位 狼と香辛料
6位 true tears
7位 H2O〜FOOTPRINTS IN THE SAND〜
8位 ARIA The ORIGINATION
9位 君が主で執事が俺で
10位 俗・さよなら絶望先生
※2008年1月18日〜2008年1月24日

驚くのが、1位の「ヤッターマン」以外はすべて深夜枠での放映。つまり、子どもではなく大人向けのアニメが軒並みラインナップに加わっているというわけだ。
さらにほとんどがUHF局主体の番組。ここ数年は、新作アニメは深夜のUHFが完全に独壇場という形になっているわけだ。
しかし、人気は必ずしも視聴率とは一致しない。
ビデオリサーチの調べによると視聴率ランキングは次のようになっている。

1 サザエさん 18.8%
2 ちびまる子ちゃん 13.5%
3 ヤッターマン 10.5%
4 クレヨンしんちゃん 10.4%
5 名探偵コナン 9.6%
6 ドラえもん 9.2%
7 ワンピース 8.8%
8 ゲゲゲの鬼太郎 7.5%
9 ポケットモンスターDP 7.1%
10 NARUTO疾風伝 6.7%
※2008年1月14日〜20日

なるほど、先ほどの人気ランキングとはうって変わって、ファミリー層もしくは子供向けの番組が主流になっている。
その中でも注目すべきは、ヤッターマンの強さ。さすがといいたいところだ。
1977年の初回から30年後の2008年のリメイク。当時少年だった、現在の30〜40代の心をがっちりつかまえ、早くも親子2代にわたるファンを獲得している。
サザエさん、ちびまる子ちゃん、クレヨンしんちゃん、コナン、ドラえもんも同様だが、いずれも親子で楽しめるものになっている。
しかし、深夜枠でのアニメ番組が増えていく中、主導権は完全に大人にシフトしていると言えるだろう。

となると、今後しばらくの動向は、「大人が子どもと一緒に見たい」がヒットキーワードとなってきそうだ。(古田鉄寿)


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