春の新ドラマの評価が徐々に固まってきた

この春のクールでの連続ドラマは非常に見ごたえがあるものばかりだ。
そんな中、今クールの民放各局のドラマ勢力図が固まりつつある。

4月第3週の各局ドラマの視聴率一覧はズバリこちら!


1位
開局55年記念番組ごくせん(4月19日/日本テレビ)26.4%

2位
篤姫(4月20日/NHK総合)22.4%

3位
木曜劇場・ラスト・フレンズ(4月17日/フジテレビ)15.9%

4位
連続テレビ小説・瞳(4月17日/NHK総合)15.0%

5位
橋田壽賀子ドラマ渡る世間は鬼ばかり(4月17日/TBS)14.5%

6位
金曜ドラマ・Around40・注文の多いオンナたち(4月18日/TBS)14.2%

7位
パズル(4月18日/テレビ朝日)14.1%

8位
水戸黄門(4月14日/TBS)13.8%

9位
月曜ゴールデン・山村美紗十三回忌追悼特別企画・狩矢警部4京都阿修羅王殺人事件(4月14日/TBS)13.6%

9位
土曜ワイド劇場・天才刑事・野呂盆六2(4月19日/テレビ朝日)13.6%

やはりここにきて、一番の本命はヤンクミこと仲間由紀恵(なかまゆきえ=28)率いる「ごくせん」だ。

それを追うのはNHKの誇る二大枠に位置する「篤姫」「瞳」だが、ドラマそのものの面白さもさることながら、この枠には従来のファンがいると考えれば、妥当な線。

その鉄板枠を食い破るように「ラスト・フレンズ」が3位に入っているのは、やはり長澤まさみ(ながさわまさみ=20)の底力といったところだろう。

しかし、これらのランキング、5月中旬に大きく変わる可能性がある。

春ドラマの本命中の本命といえる、フジテレビの秘策「CHANGE」がスタートするからだ。

「CHANGE」は、木村拓哉(きむらたくや=35)が総理大臣を演じる熱き政治の物語。

「リアリティーとユーモアのある収録が進行していますので、みなさんの驚くような『CHANGE』という“絵本”を作り上げることができると思います」

と、木村本人も語っているとおり、まさに異色のドラマになりそうだ。

今の構図で言えば、木村総理VSヤンクミVS篤姫という見方が強いが、はてさて、ほかのドラマの巻き返しもあるかもしれないぞ。(古田鉄寿)


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