アカデミー賞女優テータム・オニール、薬物所持容疑で逮捕

米紙ニューヨーク・デーリー・ニューズが2日付で報じたところによると､アカデミー賞受賞女優のテータム・オニール容疑者（44）がコカインを購入しようとして逮捕された。

同紙によると､オニールはニューヨーク・マンハッタンの自宅のすぐ近くで麻薬の売人にお金を渡しているところを逮捕された。係官が身体検査をしたところ､クラックコカインとコカインそれぞれ１袋と未使用のクラックコカイン吸引用パイプが見つかったという。

オニールは最初､役作りのためにディーラーと接触したと警察官に説明したらしいが､ドラッグと吸引用のパイプが見つかったとたん､見のがして欲しいと泣き出したという。

罪状認否は7月28日に行われる予定。オニールの広報担当はコメントを差し控えており､弁護士も無言のまま裁判所を立ち去った。

オニールは10歳の時に父親のライアン・オニールと「ペーパー・ムーン｣に出演し､史上最年少でアカデミー助演女優賞を獲得した。その後､テニススターのジョン・マッケンローさんと結婚したが､1992年に離婚している。

日本でも､先日､女優の大空真弓(おおぞらまゆみ=68)の１人息子で元俳優の無職中田元博被告(33)が､覚せい剤取締法違反で懲役2年の求刑を命じられたばかり。洋の東西を問わず､二世タレントは薬物に救いを求める傾向が強いのか？　(松野)