「ROOKIES」が映画化決定!! ルーキーたちの最後の夏はどうなる？

26日最終回を迎えた､ＴＢＳドラマ「ROOKIES」が映画化されることが決定した。｢ROOKIES～FINAL～(仮)」として東宝系で来春公開予定。スポーツ各紙が一斉に報じた。

同ドラマは､1700万部突破した森田まさのり氏原作の高校野球漫画で､熱血教師と不良生徒たちの熱い交流を描く物語で､視聴率も平均14.3％と好調だった。

ドラマ版は､不良が集まった二子玉川学園高野球部の2年生の夏の大会が終わり､監督・川藤幸一に扮する佐藤隆太(さとうりゅうた=28）が学校を去るところで終わった。映画は生徒たちが3年になり､川藤が戻ってきて､再び甲子園を目指すところから始まる。

主演の佐藤は「奇跡です。僕にとって､ずっとやりたかった作品。ドラマが終わったらポカ～ンとしちゃうのかなと思っていたけど､映画があるということで自分を保っていられます。夢の続きがあるのはうれしいですね」とやる気満々。

生徒役の市原隼人（いちはらはやと=21）は「この作品は僕の故郷で､ありのままの自分でいられる場所です。（映画化）はうれしい。胸がキュンとします」と話した。

もちろん､“ニコガク野球部”の監督､11人の部員が引き続き出演。役名は阪神球団の選手､OBから取っているが､映画版にも「赤星」「浜中」なる新キャラクターが登場するという。

石丸彰彦プロデューサーは「テーマは『最後の夏､卒業』です。高3の春から夏の大会､そして卒業までを描きます。ストーリーは漫画原作の森田まさのりさんとも話し合って､オリジナルにします。連ドラでやり残したことを､映画では舞い上がらず､落ち着いて描きたい」と説明した。

クランクインは11月。また､今秋にスペシャル番組も予定されている。ルーキーたちの熱い戦いは延長戦に突入したようだ。(松野)