NHK朝の連続テレビ小説「だんだん」スタートが29日に迫ってきたぞ!!

NHKの朝の連続テレビ小説がいよいよスイッチする。

新作「だんだん」は29日にスタート。

主演するのは双子女優、三倉茉奈(みくらまな=22)と三倉佳奈(みくらかな=22)。

「ちりとてちん」に続く大阪サイドの制作とあって、期待が高まっている。

第1週放送分は、生まれてすぐに出雲と京都に生き別れた双子が、運命に導かれて再会するまでを描いている。

その試写を見た佳奈は「オープニングの自分たちの名前を見て感動です。ついに放送されるんだと実感がわいて…うれしくて」と感極まって涙するシーンも。

また「撮影はまだ続くので、自分を磨いていい芝居を見せられるよう頑張りたいです」と2人とも意気込んでいる。

2人は「ふたりっ子」に続く、2度目の朝ドラヒロイン。

「次は双子のお母さんとして出演できれば」と、早くも史上初の3度目ヒロインを狙っているとか。

今回の見どころとして、主演の2人もさることながら、島根県の豊かな自然と風流な土地柄も見もの。

「宍道湖の夕日や出雲大社などのきれいな映像を見て、全国の人が『すごくいいところ』と思ってくれるといいなと思います」

宍道湖のシジミ漁師の娘役を演じる茉奈は、「松江に久しぶりに帰ってこれてうれしい。出雲弁がちゃんと言えているかはともかく、みんなで楽しんで一生懸命作った作品です」とアピール。

京都花街の芸妓の娘役を演じる佳奈も見応えのある作品だと強調している。

「出雲大社や嫁が島でロケをさせてもらった。松江というのはほとんど来ることがなかったけど、すごくいい町。夕日がすごくきれいで、ドラマを見た全国の人が『行きたい』と思ってくれるのでは」

ちなみに、作中では茉奈がギター演奏、佳奈が舞妓(まいこ)役に挑戦。

佳奈は2008年1月から京都の舞妓教育施設に通い、京舞を練習してきたとか。

「自分にはできないんじゃないかと迷ったときもあった…」と撮影を振り返る。

その厳しさ、難しさを物語るように、会見では涙を見せてもいた。

そして、竹内まりや(たけうちまりや=53)が主題歌とナレーションを担当することが決定。

出雲で生まれ育ち土地柄の良さや空気感をよくわかっているということで依頼を受けた竹内が書き下ろした主題歌のタイトルは「縁(えにし)の糸」。

まさしくこのドラマを物語るような曲名であり、縁にほかならない。

「人生を形づくるうえで最も大切なもの……それは“ご縁”ではないでしょうか。そんなことをテーマにして曲を書いてみたいと考えていた矢先、この作品の主題歌を担当するというこのうえもなくうれしいご縁をいただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいです」

タイトルとなっている「だんだん」は島根弁で「ありがとう」の意。

この縁が、視聴者を通じて“だんだん”と広がり、日本を明るくしていけるか?(古田鉄寿)


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