宇多田ヒカル離婚＆両親もまたまた！離婚

歌手の宇多田ヒカル（24）と､夫で映像作家の紀里谷和明（38）が2日付で離婚したことが分かった。宇多田が自身のWebサイトで明らかにした。

宇多田は離婚の理由について「互いに変化する中で､思い描く未来図や夫婦像の方向性に､徐々にズレが生じました」と説明している。

紀里谷も同サイトで「とても幸せな時間を一緒に過ごせた事を心から感謝しています」と記している。

二人は､紀里谷が宇多田のビデオやCDジャケットの撮影を担当したことなどをきっかけに2002年9月､結婚。宇多田のツアーを紀里谷が演出したり､紀里谷の監督した映画の主題歌を宇多田が歌うなど､夫婦での活動も話題を集めていた。

先月末に新曲をリリースしたばかりの宇多田は､かつてないほどテレビでのプロモーションに熱心だったが､離婚しそうになると露出が増えるという「芸能界の法則」を宇多田も実践していたことになる。

また､宇多田の両親､宇多田照實氏と藤圭子も昨年春頃に離婚していたことが分かった。

同夫妻は81年6月に結婚後､86年に離婚。そのわずか二週間後に復縁するなど､離婚と再婚を何度か繰り返してきた。今回の離婚は通算6､7回目とみられる。

照實氏はこの日､所属レコード会社のホームページ上で「二人から事前の相談は受けていたが､僕自身も同じ女性と結婚・離婚を繰り返し､この件に限り､立派なアドバイスや意見をする立場にないことは理解していました」と説明。

離婚に至った理由を「二人とも仕事に対する姿勢は異常なほどの繊細さと集中力にあふれ､黙々と作業に没頭する。似すぎた２人の中にプライベートで意見のすれ違いや会話が不足していったことは想像がつきます」と明かしている。

想像するしかないということは､この親子､その程度のコミュニケーションしか持てていないのだろう。

CDセールスでかつての神通力がもう失われて久しい宇多田。さて､この離婚でミュージシャンとしての勢いを取り戻せますかどうか。（淺川）