不景気ニッポンを救ってくれる、お金のご利益が期待できそうな神社がある！？

連日にわたって､あらゆるメディアから聞こえてくる「未曾有の不景気だ」という言葉。

まったくもって､リストラだの､派遣村だの､「将来､ニッポンはどうなっちゃうの～？」と心配する毎日だ。

そんな中､思わず「宝くじで1等さえ当たってくれれば」と淡い夢を抱いてしまうという人も少なくないのでは？

さらに､「困った時の神頼み」と､神社参拝なんかしたりして。

でも､どうせお金のことを神頼みするんだったら､「参拝すればお金持ちになれる」とされる金運に御利益のある神社に行くほうがストレートだよね。

そんな“他力本願”なみなさんに､金運に御利益のある神社のいくつか紹介しよう。

まずは､鳥取県にある「金持（かねもち）神社」。

実はここ､その名が表すように「お金持ち」になれると定評がある神社なのだとか。

参拝者の絵馬､神社札所の落書き帳を覗いてみると､「宝くじ1等当選しました！」「ロト6当選しました！」など､景気の良い言葉が次から次へと出てくるではないか！

もともとこの神社の近辺では砂鉄が多く採れたそうで､これをもとに玉鋼（たまはがね）という日本刀の原料ができたという説話がある。

古くは鉄（てつ）＝金（かね）と読んでいたので､いつしか「金持（かねもち）」と呼ばれるようになったが､由緒ある鉄の町はすなわち金持ちになれる町といったゲンをかついでいるっというわけだ。

続いては､京都府にある「御金（みかね）神社」。

この神社もまた､お金持ちになりたいと願う人が絶えず参拝に訪れる有名スポット。

もとは金属や刀などの神様として信仰され､いつしか広く「お金」の神様として認識されるようになった金山毘古命（カナヤマヒコノカミ）を祀っている。

ビジネス街に近いという立地から､証券マンも多数訪れるそうだ。

ここではまず黄金の鳥居が目を引くが､そこをくぐってまたびっくり。

大きな鈴を鳴らす「鈴緒（すずお）」もまぶしい金色なのである。

これだけ黄金尽くしだったら､そりゃ御利益もありそうな予感がするものだ。

最後は､山梨県の通称「金運（きんうん）神社」。

正式には新屋山（あらやさん）神社の奥宮に当たるのだが､もともと地元では商売繁盛の神様として信仰されていた。

ところが､ある経営コンサルタントの一言が発端になり金運の御利益が全国に知れ渡った。

そのコンサルタントいわく「お金に困りたくなければここに行くと良い」。

以来､ビジネスマンがひっきりなしに訪問しているそう。

もちろん､ほかにも金運系神社はあり､たとえば佐賀県の「祐徳（ゆうとく）稲荷神社」は､女性誌で「金運パワースポット」として紹介されたのをきっかけに「金運商運木札（もくさつ）」を売り出し､「宝くじに当選したい！」という参拝者が殺到しているという。

由来や云われは様々だが､実にユニークな神社の数々。

「お金持ちになれるかも！？」と希望を持って神様に参拝すれば､願いが神様に届くかもしれないぞ。（古田鉄寿）

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