WBCで松坂大輔が敵にしかけた頭脳戦! WBC第2ラウンド・キューバ戦を境に現代野球の進化形がはじまっている!?

プロ野球も開幕から盛り上がり、WBC効果で一気に人気が急騰している日本プロ野球。

そしてWBCについて、今、徐々にその舞台裏が解き明かされつつあり、野球ファンにはたまらない球春となっている。

WBC連覇の立役者となり、大会MVPを獲得したボストン・レッドソックスの松坂大輔(まつざかだいすけ=28)。

世界のダイスケの活躍の裏には、対戦相手国との驚くべき駆け引き、そして、次に登板するピッチャーへの配慮が隠されていたのをご存じだろうか?

2日放送のテレビ朝日系列『報道ステーション』が行った松坂大輔への独占インタビューで明らかにされたその舞台裏とは……。

3月16日に行われたWBC第2ラウンドの初戦=キューバ戦。

「キューバは勝つためなら何でも使う」と話す松坂。

その象徴的なシーンとして、松坂がボールを投じる際、城島が持つミットの位置をキューバ・ベンチの人間がスペイン語で「インコースだ」などと大声で打者に教えている場面が見られた。

「キューバの常套手段なんですけど、キャッチャーの寄り方で、ベンチから声が出ているのが分かった」と松坂。

「最初は何言ってるのか分からなかったけど、途中からコースを伝えているのが分かった」と語った。

「コースの指示があって、その通りのコースや予想をしている球種がくると難しい球でも凄くいい反応をするので、バッテリーにとっては厄介ですね」

これらの情報伝達行為は、日本プロ野球でも、MLBでも、ルールブックに禁止という記載はない。

せいぜいパ・リーグでは合意事項として禁止となっている程度だ。

しかし、それで揺らぐ日本のバッテリーではなった。

その後、対策を講じた松坂、城島のバッテリーは2回裏から大きくミットを動かしはじめる。

「インコースのサインで外に構えていたりとか、実際にくるのはインコースだったり」。

なりふり構わぬキューバに対し、逆に揺さぶりを掛けはじめたバッテリー。

要は、狙い球の反対側にミットを構えたりする“フェイク"をワザと入れていたのだ。

これには、実況アナウンサーも見事に騙され、該当するシーンでは、「おっと危ない。外へ投げたかったスライダーがインコースにきましたが(キューバの打者は)空振り」と解説しているほどだった。

この戦術により、キューバの行為を封じた松坂は、「もう(声は)出てないな。(打順が)一回りする頃には、出てなかったんじゃないですかね。次に投げるピッチャーのために、やっと何かができたなと思いましたね。クマ(岩隈)と対戦した時には、ほとんどなかったですから」とコメント。

その対策は、岩隈が見事に抑えた敗者復活戦でのキューバ戦の布石にもなっていたという。

いやはや、WBC第2ラウンドのキューバ戦は、まさにまれに見る神経戦、頭脳戦だったというわけだ。(古田鉄寿)


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