ブサイク芸人ハリセンボンの早すぎる出世は大丈夫？

女ブサイク芸人として「ポスト・森三中」といわれているのが「ハリセンボン」だ。

カンニング竹山似の近藤春菜の「じゃかぁしいわ」といった切れギャグに対し､非常に地味なリアクションで答える出っ歯の箕輪はるかの二人組。現在､KAT-TUNの中丸雄一や田中聖､ジャニーズJr.と共演する「YOUたち！」や､「オビラジR」など7本のレギュラー番組を抱える売れっ子だ。

「あの半端じゃないブサイクぶりが支持を集めている。おばちゃん風の春菜と『死神』はるかは10代から30代の女性に圧倒的に支持されている。女性ファンの多くは究極のブサイク顔に安心感を覚え､優越感を持っている（テレビ局関係者・日刊ゲンダイ）」

「二人がブレークできたのはブサイク顔だけが理由ではない。自分たちの役割をあれだけ理解している女芸人も珍しい。どの共演者を立てたらいいのか､自分たちが露出すべきところはどこかをよく心得ている。演出者にとってかゆいところに手が届く希少な芸人です（放送作家・同）」

秋の改編ではハリセンボンの冠番組が各局で誕生するという話もある。

しかし､結成わずか4年目のコンビでこれは大丈夫なのか？　勢いで誕生した感もあるオリエンタルラジオの冠番組は､やはりそれほど成功を収めていない。

ブサイクコンビの番組が､同じ轍を踏まないことをひとまず祈っておこう。（淺川）