マイケル・ジャクソンの死因はハードなトレーニングによる心臓発作!?
(06/28)

米ロサンゼルスで25日(日本時間26日)に急死した米歌手、マイケル・ジャクソン(まいける・じゃくそん=50)の死因について、「AP通信」は26日(同27日)、心臓発作とする関係者の話を伝えた。

マイケルはロンドンでの“最後の”公演を7月に控え、個人トレーナーの下でリハーサルや体力維持トレーニングに励んでいたため、猛練習で、心臓に負担がかかりすぎた可能性が指摘されている。

遺体は26日に米ロサンゼルス郡検視局によって解剖され、処方薬の使用が確認されたものの、薬物の種類は未発表で、毒物検査などによる最終的な死因特定に4〜6週間かかる見通しが示されている。

また、マイケルの元代理人は、彼がかつて舞台から落ちて足を骨折したことなどから、鎮痛剤を過剰摂取していたと指摘。

CNNは、マイケルは急死の前夜、気分が悪いと訴えたと伝えている。

一部で“疑惑”も飛び交い始めたマイケルの専属医師、コンラッド・マーレーについては、ロサンゼルス市警幹部が事情聴取を行う方針とし、既に専属医の車を押収、車内に薬物などがないか調べたことを明かしている。

一方、マイケルの元妻で、故エルビス・プレスリーの一人娘、リサ・マリー・プレスリーは26日、夫婦だった約14年前、彼が打ち明けた不安を会員制交流サイトで紹介しながら悲しみをつづった。

リサによると、マイケルは夫婦の会話の中で、心臓発作で1977年に42歳で急死したプレスリーに触れ「彼のような結末を迎えるのだろうか」と口にしたという。

プレスリーは、死亡時の体重が約160キロと超肥満で、薬物の大量摂取で心臓発作を起こして死亡したとされる。

リサはマイケルの急死により、プレスリーが死去した時と同じ光景を再び目の当たりにし、マイケルを救えなかったことに絶望的な気持ちになったとしている。(淺川)


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