マイケル急死で“疑惑の専属医死亡診断書にサイン拒否か!?

米歌手、マイケル・ジャクソン(享年=50)の最期を看取った医師に“疑惑”が高まっている。

住み込みの心臓専門医師コンラッド・マーレーは、マイケルが意識を失う直前に鎮痛剤デメロールを注射していることから、ロス市警はマイケルの自宅から処方薬が入った容器や同医師の乗用車を押収。

死因のカギを握る人物として、所在がわからなくなってしまった同医師に詳しく事情を聞く方針だという。

また、同医師は死亡診断書へのサインを拒んでいるとの報道もあり、不信と疑惑の声が高まっている。

同消防局はマイケルさん宅からの通報内容を公開したが、それによりマイケルに“異変”が起きた際には、マーレー医師だけが付き添っていたことが判明。

救急隊の到着前に、CPR(蘇生措置)を行っていたことも分かった。

同医師は心臓病が専門。3年前からマイケルさんの主治医を務めていた。2カ月前に専属医として雇われ、マイケルさんの自宅に住み込んでいた。

復帰公演の興行主は経費の問題で反対したが、マイケルさんの強い希望で了承したという。

今年に入って、マイケルは整形手術による感染症や皮膚がんを患っていたと報じられた。

強力な鎮痛剤オキシコンチンの依存症ともいわれ、他の鎮痛剤とともに毎日服用していたことも明らかになった。

検視局もマイケルさんが処方薬を使用していたことを確認しているが、薬物の種類は明らかにしていない。

一方、担当弁護士は復帰公演に向けた練習で何度か負傷し、薬物治療を受けていたと証言。「薬物使用を不安に感じて、心配していた」と日常的な薬物の過剰摂取を指摘した。

マイケルは医師を雇うことを「自分は機械で、機械には油をさし続けなければならない」と説明していた。

復帰公演の興行主は万一の中止に備え、マイケルさんに保険を掛けていたが、完売のチケットの払い戻しなど、経費問題が既に取りざたされている。

しかし、過度の薬物摂取などで死亡した場合は、そうした経費に対する保険金が支払われない可能性もあるという。(淺川)


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