マイケル・ジャクソンさんの死因をめぐり、ロス市警が主治医の診療所を家宅捜索!!

先月25日に急死した米歌手マイケル・ジャクソンさん（享年50）の死因をめぐり､米司法省麻薬取締局とロサンゼルス市警などは22日（日本時間23日）､マイケルさんの専属だった心臓内科医コンラッド・マーレー氏(51)のテキサス州ヒューストンにある診療所を故殺容疑で捜索したと､複数の米メディアが伝えた。

報道によると､故殺罪には計画性のない殺人や過失致死が含まれる。捜索は約2時間半続き､パソコンのハードディスクのデータや文書21点を押収。

ジャクソンさんの診療記録や処方薬に関する情報などを調べるとみられる。

マーレー医師はジャクソンさんが6月25日に自宅で呼吸停止に陥った際の第一発見者で､専属医としてロンドンの復帰コンサートにも同行する予定だった。

しかし､発見時の状況には不明な点が多く､マーレー医師がベッド上で行った心肺蘇生（そせい）措置の不適切さを指摘する声もある。

捜査にマーレー氏が捜索に立ち会ったかどうかは明らかにされていない。

ジャクソンさんの死因をめぐっては､元看護士のシェリリン・リーさんも捜査対象となっている。

リーさんは22日にCNNに対して､検視当局にジャクソンさんの診療記録を提出したことを明らかにした。 (松野)