渡辺謙､主演映画初日あいさつで､｢本当に誇りに思います｣と男泣き!!
作家･山崎豊子氏(84)のベストセラー小説を初めて映像化した映画｢沈まぬ太陽｣(若松節朗監督)の初日舞台あいさつが24日､都内で行われ､俳優の渡辺謙(50)らが出席した｡
製作発表から3年､念願の公開当日を迎えた渡辺は､万感の思いから壇上で男泣きした｡｢同じ空気を体感したい｣と観客に交じって､初回上映を観賞｡自ら舞台あいさつの演出も手がけた｡
映像化不可能といわれた作品が､スタッフ､共演者の支えでようやく初日を迎えたことに､渡辺は｢ここまで来るまでに､どれだけ大変な思いがあったか…｣と男泣き｡観客の温かい拍手を受け｢この作品に出演できて､本当に誇りに思う｣と胸を張った｡
同作は1985年の日航機御巣鷹山墜落事故を題材にした小説で､大手航空会社の労組委員長･恩地(渡辺)が､巨大組織に翻弄されながらも信念を貫く姿を描いた物語｡
世界を股にかけた壮大なスケールと､日航機御巣鷹山墜落事故をモデルにしているため､多くの映画関係者たちが､映画化の構想の立ち上げと頓挫を幾度となく繰り返した｡
製作発表から3年｡今年2月のクランクイン後も｢最後まで撮影できるのか､皆さんの手に届くのか､危ぶまれる状況だった｣という｡
渡辺は｢この映画をやりたいと思った方たちの､熱い気持ちがあせないように一生懸命やらせていただいた｡(事故で亡くなった)520名の方､遺族の方の気持ちを絶対に継ごう｡そんな気持ちで頑張ってきた｣と思いの丈を吐露｡
時折､目頭を押さえ､ハンカチで涙をぬぐいながらのあいさつ｡｢こんな映画が作れたことを本当に誇りに思います｣と締めくくると､客席からは大きな拍手がわき起こった｡
渡辺の妻役の鈴木京香(41)は｢謙さんが(若松節朗)監督と抱き合って､男同士たたえ合っている姿を見たら感激もひとしおです｣､松雪泰子(36)も｢謙さんの震える思いが伝わってきて､私もとても感激しています｣と感慨深げだった｡(松野)
製作発表から3年､念願の公開当日を迎えた渡辺は､万感の思いから壇上で男泣きした｡｢同じ空気を体感したい｣と観客に交じって､初回上映を観賞｡自ら舞台あいさつの演出も手がけた｡
映像化不可能といわれた作品が､スタッフ､共演者の支えでようやく初日を迎えたことに､渡辺は｢ここまで来るまでに､どれだけ大変な思いがあったか…｣と男泣き｡観客の温かい拍手を受け｢この作品に出演できて､本当に誇りに思う｣と胸を張った｡
同作は1985年の日航機御巣鷹山墜落事故を題材にした小説で､大手航空会社の労組委員長･恩地(渡辺)が､巨大組織に翻弄されながらも信念を貫く姿を描いた物語｡
世界を股にかけた壮大なスケールと､日航機御巣鷹山墜落事故をモデルにしているため､多くの映画関係者たちが､映画化の構想の立ち上げと頓挫を幾度となく繰り返した｡
製作発表から3年｡今年2月のクランクイン後も｢最後まで撮影できるのか､皆さんの手に届くのか､危ぶまれる状況だった｣という｡
渡辺は｢この映画をやりたいと思った方たちの､熱い気持ちがあせないように一生懸命やらせていただいた｡(事故で亡くなった)520名の方､遺族の方の気持ちを絶対に継ごう｡そんな気持ちで頑張ってきた｣と思いの丈を吐露｡
時折､目頭を押さえ､ハンカチで涙をぬぐいながらのあいさつ｡｢こんな映画が作れたことを本当に誇りに思います｣と締めくくると､客席からは大きな拍手がわき起こった｡
渡辺の妻役の鈴木京香(41)は｢謙さんが(若松節朗)監督と抱き合って､男同士たたえ合っている姿を見たら感激もひとしおです｣､松雪泰子(36)も｢謙さんの震える思いが伝わってきて､私もとても感激しています｣と感慨深げだった｡(松野)
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