「ロフト」のバレンタイン広告が女性軽視で炎上も、「スッキリ」で"クレーマー"扱い、更に批判!
生活雑貨店の『ロフト(LOFT)』が2月1日より、全国の店舗でバレンタインキャンペーンを開始した。広告ポスターには、5人の女性が描かれており、「女の子って楽しい!」という文言が綴られている。一見仲良さそうに見える女子5人だが、実は見えないところで髪の毛や洋服を引っ張り合うなど、お互いを貶めようとする裏の顔がある、という皮肉交じりの作品だった。

デザインを担当したイラストレーター・竹井千佳が「私自身誰も傷つけるつもりはありませんでしたが、実際には不快な思いをされた方もいらっしゃるので配慮が足りなかったと感じています」と説明している通り、女性蔑視を意図するつもりは全く無かった。
しかし広告が公開されると、「女の友情なんて所詮こんなもんという強い女性蔑視を感じて不愉快」「なんの意図? 女貶めたいだけじゃん」と、女性軽視だと批判の声が多数上がった。

ロフトの広報担当者は、「楽しい女の子にみられる、茶目っ気やユーモアさを表現しました」と話しているが、「ご不快な思いを持たれたお客様も少なくない。多様な価値観にもとづくお客様の意識へ配慮を欠いたことは深く反省している」と、謝罪の言葉を述べている。

この話題を取り上げた2月5日放送の日本テレビ系『スッキリ』では、加藤浩次が「批判を受けて企業が反応し過ぎ」だとコメント。近藤春菜や他の出演者も、批判した女性達を"クレーマー"扱いした。
ただ一人、ロバート・キャンベルだけ、「表現が上手くない、遅れてる」と広告に対し否定的な意見を言ったので、視聴者の女性層から支持を集めた。

今回の広告をめぐっては、様々な意見が飛び交っている。女性目線だと軽蔑されていると感じるだろうし、男性目線だと「気にしすぎ」の一言で片付ける人もいるだろう。
バレンタインデーの主役は間違いなく女性なので、「ロフト」の売上にどのような影響をもたらすかが気になる。
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