五木ひろしが｢紅白｣から引退!? 最多出場記録途絶える! 本人は落選に納得?

大御所演歌歌手の五木ひろしが､大晦日に放送予定の『第72回NHK紅白歌合戦』に今年出場しないことが判明した｡

大阪･新歌舞伎座でコンサートを開催した五木ひろしは､『紅白歌合戦』について､｢いつか来ること｡永遠に続くわけではない｡連続50年出場を達成できたという喜びを胸に終了したいと思う｣と語り､不出場であることを概ね認めている｡その上で､1971年から続いた50年連続出場という大記録を誇りに思っているようだ｡

初出場の際に歌唱した『よこはま･たそがれ』は現在も多くの人から愛される名曲｡昨年の『紅白歌合戦』は過去に大トリを務めた時にも披露した『山河』を歌唱｡
様々な物語を作ってきた五木ひろしが舞台から去ることに､時代の流れを感じるとともに､同番組の路線変更がどんどん進行していることを痛感する｡

2000年は全56組中31組が演歌歌手だったのに対し､2020年は41組中9組のみ｡全出場者に占める演歌歌手の割合は4分の1以下に減少した｡
今後もこの傾向は継続するとみられ､ベテラン演歌歌手はどんどん姿を消していくだろう｡50回連続出場の五木ひろしにはNHKも最大限の敬意を評しているものの､若者の視聴者を取り込むブランディングのためには､"勇退"してもらうしかなかったということか｡

『紅白歌合戦』はむしろ年配者が主なターゲットであると認識している人が世間には多そうだが･･･｡

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