｢R-1ぐらんぷり2011｣結果詳報! トーナメント戦を制し優勝したのは?

2月11日､フジテレビ系にて『R-1ぐらんぷり2011』が放送され､第9代チャンピオンが決定した｡

今大会より､従来とルールを変更｡
決勝ラウンド進出者8名が1対1のトーナメント方式で対戦し､優勝に至るまでには計3回勝ち残らなれけばならない過酷なルールだ｡

そんな変革期に決勝の舞台へコマを進めたのは､キャプテン渡辺･COWCOW 山田與志･AMEMIYA･バッフォロー吾郎木村･ナオユキ･スリムクラブ真栄田･佐久間一行･ヒューマン中村､の8名｡

では､以下対戦結果を順に紹介する｡
※○が勝者､()内は獲得点数､｢｣内はネタの内容｡準優勝までは審査員一人持ち点3票､決勝のみ1票｡

■1回戦第1試合
×(10) キャプテン渡辺｢クズ人間あるある｣
VS
○(11) COWCOW 山田與志｢アナウンサー講師｣

■1回戦第2試合
○(11) AMEMIYA｢冷やし中華はじめました｣
VS
×(10) バッフォロー吾郎木村｢全日本セレクション大賞｣

■1回戦第3試合
×(8) ナオユキ｢学生時代に思い出をボヤキ｣
VS
○(13) スリムクラブ真栄田｢世紀末｣

■1回戦第4試合
○(12) 佐久間一行｢井戸のおばけ｣
VS
×(8) ヒューマン中村｢しょぼくしていこう｣

■準決勝第1試合
×(6) COWCOW 山田與志｢富良野アナウンサー大学｣
VS
○(15) AMEMIYA｢東京ウォーカーに載りました｣

■準決勝第2試合
×(6) スリムクラブ真栄田｢電車で向かいの席に座られたら嫌な男｣
VS
○(15) 佐久間一行｢民族｣

■決勝
×(1) AMEMIYA｢この売場から一等が出ました｣
VS
○(6)佐久間一行｢中学校の休み時間｣

見事優勝を手にしたのは､佐久間一行だ｡
歌手と芸人両方のバックボーンを活かしたAMEMIYAの歌ネタと､佐久間一行のどこか可愛らしいキャラを盛り込んだネタ､全く違うタイプのネタであったが最後に審査員の心を掴んだのは佐久間一行だった｡

決勝ラウンド1回戦では､キャプテン渡辺･ヒューマン中村といった全国ネット出演経験に乏しいフレッシュな芸人達が奮闘｡
キャプテン渡辺はとても爽やかに､友達から金を借りる人のあるあるを言い放っていく｡
4年連続決勝進出の強豪･山田與志と接戦を演じた｡

ヒューマン中村も佐久間一行と名勝負を見せ､敗れはしたものの視聴者間では彼を支持する声も多かった｡
その佐久間一行は1回戦･準決勝･決勝と変幻自在のキャラクターを披露｡
2010年大会の覇者･あべこうじと同期で盟友の優勝を目の当たりにし悔しい想いを味わされた彼だからこそ､今大会に懸ける意気込みは人一倍強かったことだろう｡

『M-1グランプリ2010』で準優勝に輝きオファーが殺到したスリムクラブごとく､佐久間一行やAMEMIYAも今後テレビで見る機会が急増するか注目していきたい｡

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