「高校生クイズ」年別視聴率動向公開!
毎年夏に開催されている日本テレビ系『全国高等学校クイズ選手権(通称:高校生クイズ)』は、高校生による夏の風物詩として約30年間に渡り人気を博してきた番組だ。

"知力・体力・チームワーク"をキャッチフレーズに、ただテストの点が良いだけでは勝ち残れない、時の運も必要なサバイバルバトルは多くの視聴者を魅了した。
身の回りに地方予選大会出場経験者がいるなんて人も少なくないはず。

高校生クイズ』は、第28回大会から大幅な路線変更を敢行した。
前述の通り"知力・体力・チームワーク"と特定の分野に囚われない総合的な実力重視から、殆どの人は答えられないであろう、重箱の隅をつつくような超難解問題重視に。
全国的に有名な進学校のクイズ研究会に属しているチームが圧倒的に勝ちやすい形式へと変わったのだ。

その背景には、視聴率低下が一つの課題として挙げられていた。
路線変更する直前4年間の視聴率は、11.3%(2004年)・9.7%(2005年)・13.6%(2006年)・8.6%(2007年)と下降線を辿り、2007年にはジリ貧の8%台まで落ち込んでしまった。

知識偏重に切り替えて以降、視聴者からは「従来の高校生クイズの魅力が失われた」といった批判が局に多く寄せられたというが、視聴率は14.0%(2008年)・17.5%(2009年)・15.5%(2010年)と皮肉にも回復傾向にある。

各地区予選を勝ち上がった約50校が集結する全国大会にも関わらず、いきなりペーパーテストで8校に絞られ有名進学校にばかりスポットが当たり、2008年はOA内で"東大"という文字がテロップに51回登場した。
いかに東大学への合格者数や合格率がフューチャーされているかが分かるだろう。

2011年大会も、県立浦和高校や私立開成高校・灘高校・東大寺学園高校といった常連校が全国大会進出を果たしている。
今年もまた彼らの独壇場となるのか、はたまた大穴が現れるのか。
多くの視聴者は、後者を望んでいるように思えて仕方がない。
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