フジテレビが遂に赤字転落! 日枝久会長、亀山千広社長が総スカン状態!
フジテレビやニッポン放送を傘下に持つフジ・メディア・ホールディングスが先日、2016年3月期第二四半期の決算発表を行い、2015年4月から9月までの上期の売上高が前年度6.6%、営業利益は10億円以上の赤字を出すなど、1959年の開局以来初めて赤字に転落した。『日刊ゲンダイ』が詳しく報じている。

具体的には、営業利益は10億1,600万円の赤字、経常利益が2億300万円の赤字、当期純利益も2億4,700万円の赤字放送事業においては右肩下がりが止まらない。ドラマ、バラエティーいずれも低視聴率番組を連発。収益の大半を占めるスポンサー収入が大幅に減少している。

同紙によれば、諸悪の根源とされているのが、同社会長の日枝久。27年間にわたり会長に就いており、2001年からフジテレビジョン代表取締役会長も兼任する彼に対し、組織が膠着状態で役員の顔色を窺う社員ばかりが昇進していく現状に、現場の人間は嫌気が差している模様。ちなみに日枝久会長は役員手当として年間約1億6,000万円を手にしている。

また、フジテレビジョン代表取締役社長の亀山千広にも、「全く経営センスがない」など批判が殺到。毎年夏にお台場で開催されているイベントもパッとせず、2015年の「お台場夢大陸」は約10億円の赤字を出したとか。このイベントは亀山千広が力を入れている事業の一つ。全く結果が出ず、その影響が社員の給料や経費削減に及んでいる。

昨今のフジテレビ低迷を根本から改善するには、番組のテコ入れや人事異動だけでは十分ではない。役員を交代させるところから始める必要がありそうだ。
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