GM〜踊れドクター
[第1話]
桃子（多部未華子）はアメリカから帰国する飛行機で、少年隊のDVDに見入る後藤（東山紀之）と隣り合わせる。07/18放送
東山紀之そっくりな後藤は売れなかったアイドルグループの元メンバーで、再デビューが決まったばかりだという。
そんな中、機内で急病人が発生。
研修医の桃子は緊急着陸すべきだと言うが、後藤はその場であっさりと治療してしまう。
医者なのかと訪ねる桃子に、後藤は自分はダンサーだと答えるのだった。
数日後、桃子は大学病院の総合診療科に赴任。
そこは教授の娘と離婚して左遷された部長の氷室（椎名桔平）をはじめ、落ちぶれた医師の吹き溜まりだった。
ある日、病院に原因不明の病気の斉木（山口粧太）が運ばれてくる。
神経内科の医師の診断に納得がいかない斉木の妹・葉子（三浦理恵子）は、総合診療科に別の診断を要求。
だが、氷室たちはやる気も診断能力もなく、神経内科が言うなら間違いないと逃げるばかり。
絶望した桃子はバッグから後藤の名刺を見つけ、事務所を訪ねていく。
その頃、後藤は再デビューのための１億円を振り込んだはずの社長と連絡が取れなくなっていた。
あわてて事務所に行ったが、そこは既にもぬけの殻。
そこに現れた桃子でも分かるほどの詐欺で、後藤は泣き崩れてしまう。
桃子は後藤に機内での診療ぶりに感動したから、バイトしに来てくれと申し出た。
自分はダンサーだと言う後藤田が、桃子は全財産を取られたなら、バイトしながら社長を探せばいいと言う。
そんな中、氷室は斉木の病室を訪ねていた。
すると、氷室に助けを求めてくる。
氷室が診察しようと医局に行くと、そこには見知らぬ後藤がいた。
桃子は自分が雇ったと言う。
斉木は拒食症と診断されていたが、手の甲にタコは吐きダコではなく、空手によるものだった。
その診断が違ったらどうするのかと言う曽根（八嶋智人）に、後藤は素知らぬ顔。
さらに後藤は斉木が３年前に鼻の骨を折り、鼻水が１週間も止まらなかったことを聞く。
後藤はそんな斉木の症状をボードに書き出し、ダンスしながら病状を考える。
普通は鼻の骨が折れたなら鼻血が出る。それは脳からこぼれた髄液だった。
顔面パンチのダメージで、骨に微細なヒビが入っていたのだ。
後藤のその診断を受けた氷室の処置で、斉木はあっという間に回復。
漆原（生瀬勝久）は後藤のことを検索し、アメリカ最高峰のGMだと知る。
後藤はそれきりで病院を去ろうとするが、桃子が引き留める。
そして、とっさに氷室は元ZOOのメンバーだからパートナーとしてデビューできるかも知れないと言う。
09/19
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第1話
アメリカ帰りの総合診療のスーパードクター。
患者の言葉の端々を聞き逃さず、行動、身体症状から意外な病名をいいあて、解明していく｡
実は25年前にアイドルグループとしてデビューするもブレイクしなかったという過去があり、
再デビューを夢みてグループを結成したいと思っている変人。
医師で､後藤のライバル｡
院長の娘と結婚していながらも3人の女性との浮気が発覚し、
総合診療科に異動させられてしまう｡
総合診療科の医師。元は消化器内科医。
冠婚葬祭を取り仕切ること以外にはやる気がなく、上司にゴマをするだけで生き延びてきた男。
媚を売る一面を持ちながら、
どこか自分のあり方に悩んでいる｡
研修医。正義感に溢れ、高い志を持っている。
明峰病院の総合診療科に勤務するダメ医者たちの実態に愕然とし、
飛行機の中で偶然出会った後藤の診断力を頼り、病院に呼び寄せる。
総合診療科の看護師。
やる気のない医師たちに批判的な眼差しを向けているが、かつては医師を目指していたこともある。
後藤に出会い、強い刺激を受ける。
名峰病院の事務長。
“コストカッター”として大山と手を組み、総合診療科を潰そうと企んでいる。
ソウシンを潰すためには手段も選ばない非道な一面を持つが、
実は自身も医師を志した過去がある。
総合診療の医師。かつては救命救急医のエースだったが、ある事件がきっかけで「ソウシン」へ。
やる気がないのは男社会の病院の人間関係に疲れたためという噂も｡
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