告発〜国選弁護人
[第8話]
03/03放送

佐原(田村正和)は松子(市原悦子)が樋口(大浜直樹)を突き落としたという吊り橋へ。
女の力で男を突き落とすことは困難だと考え、樋口を殺したのは藤尾(浜田晃)ではないかと推測する。

やがて「月刊潮流」の表紙を描く画家・柏原(工藤俊作)が事件を目撃していたという情報が入った。
柳田(西村雅彦)の追及を受けた柏原は、そのことを認める。
松子から口止めされ、今の家と「月刊潮流」の表紙の仕事をもらったというのだ。
さらに、樋口を突き落としたのは松子ではなく、一緒にいた男性ことも白状する。

岡部との法廷対決を決意した佐原は松子に面会。
樋口を突き落とした犯人が藤尾であることを改めて確認する。
法廷で証言してほしいと佐原から頼まれた松子も、それを了承した。

翌年、麗子(釈由美子)の第1回公判が始まった。
岡部は麗子の無罪を主張。佐原が罪を仕立て上げたと言う。

一方、合計7千万円もの大金が振り込まれている通帳のコピーが佐原のもとに届いた。
佐原は鶴岡(近藤芳正)に誰の通帳なのか、調査を頼む。

証言台に立つ佐原に、麗子の弁護人・岡部は藤尾の不正献金に言及した。
すると、佐原は松子が持っていた岡部と松子の会話の録音を再生。
岡部が動揺していると、傍聴席の松子が樋口を殺したのは自分ではなく、藤尾だったと叫ぶ。

裁判長は松子の発言を制止するが、佐原は岡部が松子に自首を勧めなかったことを指摘。
そのことを知った麗子から脅迫され、彼女の弁護を引き受けたのだろうと言う。

そこに鶴岡がやってきて、通帳のコピーは彼のもので振り込み人は藤尾の秘書だと判明。
それを突きつけられた岡部は堪忍し、麗子山縣検事(北村有起哉)の殺害を認める。

閉廷後、佐原は通帳のコピーを届けたのは岡部だろうと言うが、岡部は何も答えなかった。
03/03 第8話


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キャスト
佐原弁護士 / 田村正和(たむらまさかず)
国選弁護人。
報酬は度外視し、弱きを助け強きを挫く正義の弁護士。

かつて自らの気の緩みが原因で、
依頼人に妻を殺害された苦い過去を抱えている。
田中純子 / 真矢みき(まやみき)
佐原の亡妻の妹。

ジャズバー『スウィング』を経営しながら、昼間は佐原法律事務所を手伝い、
佐原親子を金銭的にも精神的にも支えている。
佐原鶴子 / 相武紗季(あいぶさき)
佐原の一人娘。国際平和医師団のメンバー。
母の死後、佐原との関係はしっくりしない。
赤堀波子 / 木村多江(きむらたえ)
夫殺害の罪に問われている被告人。

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