LADY〜最後の犯罪プロファイル〜
[第4話]
CPSは「犯罪者のデータ収集」を目的に囚人と面談を行う。その面談に名乗りを上げたのが死刑囚の・巽聡史（柳楽優弥）だった。巽の初めての犯罪は17歳の誕生日。殺人だった。それをきっかけに彼は7人もの命を奪う。マスコミも大々的に取り上げた少年犯罪者だ。01/28放送
面談は3回。1回目は昌（木村多江）と翔子（北川景子）が行い、寺田（要潤）と新堀（平岡祐太）が別室のモニターでその様子を観察していた。
巽はＩＱ140の天才で、面談で昌や翔子をからかうような態度をとる。そんななか、突然、巽は「昨日の事件、面白そうだね」と言い出した。それは昨日発生した殺人事件のことで、彼はその犯人像を「知的だが幼稚」と推理し、「次は92、73」という言葉を残して席を立った。
この事件はに柘植（ユースケ・サンタマリア）が担当していて翔子たちも捜査に加わっていた。そんななか2件目の殺人が起こる。翔子は現場で「92、73」という数字を発見する。さらに、死体が指す方向を地図上で結ぶと、巽が収容されている東京拘置所で交差することがわかった。
翔子は、巽には犯人が見えていると考え、昌に巽との面談を申し出るが昌は反対した。しかし翔子の粘りがちで2度目の面談が行われる。そこで巽は、今度は翔子の父親の話を持ち出す。翔子の父はある事件で亡くなったのだが、巽はその事件の真相を知ってる素振りを見せたのだ。面談の後、巽はいきなり刑務官を刺す。直後、翔子にも襲いかかってきたが翔子は平手で巽を叩いた。
殺人事件の犯人は無事に逮捕できたものの、その影には巽の存在が見え隠れしていた。結局、面談で巽の心の闇を解明できずに落ち込むCPSの面々。そんな中、幼女誘拐事件が起きる。どうやらこの事件も巽に関係しているだった…。
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現場主義・行動派の新人プロファイラー。
FBIアカデミー出身で、日本のプロファイルがリバプール方式で主流であるのに対し、
翔子はFBI方式でプロファイリングを行う。
FBI方式特有の、犯行時に犯人が抱いていたファンタジー(空想)を読み解く事にこだわりを持っており、
時には犯人の心理にシンクロしすぎて行き過ぎてしまう事も…。
殺人事件マニアであり、ありとあらゆるシリアルキラーの知識がある。
また、事件に関係のない事もプロファイリングしてしまうプロファイルおたく。
大学1年生の妹・舞子と2人暮らし。
母親は大阪におり、心理学者であった父親を火事で亡くしている。
上下なくフェアに意見を聞き入れ、チームを大切にするCPSの厳しくも優しいチーフプロファイラー。
日本にはプロファイリングチーム設立が不可欠だと思っており、
幼い頃から正義の仕事に就きたかったため、CPSの設立はまさに彼女の希望であり夢だった。
2つの博士号を持つ天才。
犯罪を数値化し、犯罪統計と犯行形態を分析する事で犯人像を推定していく。
地理的プロファイリングも専門としており、犯行予測エリアや犯人の居住エリアなどを導いていく。
上下関係なく自分が思った事はすぐに意見してしまい、空気が読めない事もある。
几帳面な性格で、身の回りも整理・分析する事が癖になっている。
プライドが高く負けず嫌いで、翔子とのプロファイル方法で意見が対立。
同世代という事もあり、翔子には特にライバル心を抱いているようだ。
法医学の知識を用いて、現場の遺体などから殺害方法、犯行手段、殺害意志の強さを読み取っていく。
遺体が何よりの証拠だと、遺体を真っ先に見る流儀。
表情分析を駆使しして些細な表情の変化から人間の感情を読み取る事が出来る。
チャラチャラした言動が目立ち女好きであるが、実は既婚者。1児の父で、家族思いな一面も。
自信家な性格で、日本の科学捜査を変えたいという野心を持っている。
それには何より個人で実績を残す事が大事だと考えているため、チーム主義の結城に反発して対立する事もある。
捜査第一課第五強行捜査班をまとめる係長。
特別捜査や重要未解決事件を捜査するのが本来の彼の仕事だが、
今は捜査権を持たないCPSへの捜査協力を命じられている。
プロファイリングやCPSの存在を否定はしないが、安易に認めてもいない。
しかし犯人逮捕に使えるとあれば全力でバックアップし支えるフェアな男。
キャリア組でエリートであるにも関わらず、出世組から外されてしまったのには理由があるようだ。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011
