LADY〜最後の犯罪プロファイル〜
[第7話]
02/18放送

いつもCPSのプロファイリングを信頼しない藤堂(小澤征悦)が、自ら捜査協力を依頼してきた。依頼内容は、柘植(ユースケサンタマリア)のプロファイルだった…。

射殺事件が発生したのだが、そこで使われた拳銃が、5年前に柘植が関わった事件で紛失した柘植のものだったのだ。殺害されたのは、5年前の事件の犯人グループの一人で逃亡中だった。事件現場から柘植の指紋が発見され、重要参考人になってしまったのだ。

身内のプロファイルを行うか否かで、CPS内は揉めた。チーフ・結城(木村多江)が「プロファイルを行うべきでない」とするが、翔子(北川景子)は柘植の窮地を救うために、あえて「行うべき」と主張する。

5年前。柘植は犯人グループのひとりを殺害してしまったとずっと思い込んでいたが、実は、殺害したのは柘植ではなかった。しかし、事件が起こる前に柘植は妹を誘拐され殺害されてしまうという悲しい事件があり、殺害された妹と亡くなった犯人の記憶が混同し、ずっと「自分が(犯人の一人を)殺してしまった」と思い込んでいたのだった。

当時、柘植をプロファイルしたのは結城だった。そして柘植と恋人同士だった…。結城はその事があって、今回の柘植のプロファイルに否定的だったのだ。

結局、CPSは柘植のプロファイルを行い、彼が犯人でない事を確信する。そして真犯人が捕まった。

柘植は真犯人に濡れ衣を着せられたのだった。

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キャスト
香月翔子 / 北川景子(きたがわけいこ)
現場主義・行動派の新人プロファイラー。

FBIアカデミー出身で、日本のプロファイルがリバプール方式で主流であるのに対し、
翔子はFBI方式でプロファイリングを行う。
FBI方式特有の、犯行時に犯人が抱いていたファンタジー(空想)を読み解く事にこだわりを持っており、
時には犯人の心理にシンクロしすぎて行き過ぎてしまう事も…。

殺人事件マニアであり、ありとあらゆるシリアルキラーの知識がある。
また、事件に関係のない事もプロファイリングしてしまうプロファイルおたく。

大学1年生の妹・舞子と2人暮らし。
母親は大阪におり、心理学者であった父親を火事で亡くしている。
結城晶 / 木村多江(きむらたえ)
上下なくフェアに意見を聞き入れ、チームを大切にするCPSの厳しくも優しいチーフプロファイラー。

日本にはプロファイリングチーム設立が不可欠だと思っており、
幼い頃から正義の仕事に就きたかったため、CPSの設立はまさに彼女の希望であり夢だった。
新堀圭祐 / 平岡祐太(ひらおかゆうた)
2つの博士号を持つ天才。
犯罪を数値化し、犯罪統計と犯行形態を分析する事で犯人像を推定していく。

地理的プロファイリングも専門としており、犯行予測エリアや犯人の居住エリアなどを導いていく。
上下関係なく自分が思った事はすぐに意見してしまい、空気が読めない事もある。

几帳面な性格で、身の回りも整理・分析する事が癖になっている。
プライドが高く負けず嫌いで、翔子とのプロファイル方法で意見が対立。

同世代という事もあり、翔子には特にライバル心を抱いているようだ。

寺田毅彦 / 要潤(かなめじゅん)
法医学の知識を用いて、現場の遺体などから殺害方法、犯行手段、殺害意志の強さを読み取っていく。
遺体が何よりの証拠だと、遺体を真っ先に見る流儀。

表情分析を駆使しして些細な表情の変化から人間の感情を読み取る事が出来る。
チャラチャラした言動が目立ち女好きであるが、実は既婚者。1児の父で、家族思いな一面も。

自信家な性格で、日本の科学捜査を変えたいという野心を持っている。
それには何より個人で実績を残す事が大事だと考えているため、チーム主義の結城に反発して対立する事もある。
柘植正樹 / ユースケ・サンタマリア(ゆーすけさんたまりあ)
捜査第一課第五強行捜査班をまとめる係長。

特別捜査や重要未解決事件を捜査するのが本来の彼の仕事だが、
今は捜査権を持たないCPSへの捜査協力を命じられている。

プロファイリングやCPSの存在を否定はしないが、安易に認めてもいない。
しかし犯人逮捕に使えるとあれば全力でバックアップし支えるフェアな男。

キャリア組でエリートであるにも関わらず、出世組から外されてしまったのには理由があるようだ。

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