南極大陸
[第10話]
12/18放送

宗谷は暴風圏を突破し、ついに南極圏に入った。
白崎(柴田恭兵)は天候が回復したら、ヘリコプターで偵察に行くと告げ、その役目を倉持(木村拓哉)に託す。

やがて、ブリザードは収まり、倉持はヘリコプターで昭和基地へ向かった。
そこで倉持は犬たちの遺体を発見する。だが、タロ、ジロ、リキは見つからない。

その後、倉持は雪の中から出ている、犬の耳を発見。
掘り返すと、それはリキだったが、既に死んでいた。

倉持は樺太犬の遺体を掘り起こして並べていると、背後から足音が聞こえる。
タロとジロだった。倉持が名前を呼ぶと、2匹は駆け寄ってきた。
倉持は宗谷の白崎に、タロ・ジロが生きていたことを報告する。

北海道での古館(山本學)のもとにも、星野(香川照之)からタロ・ジロの生存報告が届いた。
だが、リキは死んだと聞いた遥香(芦田愛菜)は涙を流す。

倉持は犬たちの死体を木箱に入れ、日の丸をかけると、海に沈めていく。

それから、1年後。
帰国した宗谷は国民たちから、歓声で迎えられる。
倉持はその中に美雪(綾瀬はるか)を見つけた。

倉持の「ただいま」という言葉に、美雪も「お帰りなさい」と答えた──。
12/18 第10話


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キャスト
倉持岳志 / 木村拓哉(きむらたくや)
第一次南極越冬隊副隊長で、横浜出身、東京大学理学部に所属する地質学者。
戦争で妻を亡くしている。探究心旺盛で行動派。
常日頃から学術研究で海外の山への登頂を切望していたが、敗戦国となってからは願いが叶えられずにいた。

高岡美雪 / 綾瀬はるか(あやせはるか)
岳志の義理の妹。岳志のことを慕い、日本からサポートする。
感情は表に出さないよう、献身的に支えていく。
氷室晴彦 / 堺雅人(さかいまさと)
第一次南極越冬隊のメンバーで監査役。気象観測担当。
プライドが高く現実主義者。大蔵省の事務補佐官でもある。
学生の頃は倉持とお互いを認め合った友だったが、登山中の事故をきっかけに疎遠に。

犬塚夏男 / 山本裕典(やまもとゆうすけ)
第一次南極越冬隊のメンバーで犬ぞり担当。オーロラ観測を行う。
静岡出身の京都大学大学院生。やりたい仕事が見つからない中、地球物理学でオーロラの研究をしている。

白崎優 / 柴田恭兵(しばたきょうへい)
第一次南極越冬隊隊長。南極観測の総責任者で、倉持の恩師。
東京大学理学部の名誉教授。
聡明にして勤勉家で、科学と学問をこよなく愛する地球物理学者。

星野英太郎 / 香川照之(かがわてるゆき)
第一次南極観測隊の副隊長で、第一次越冬隊の隊長。
京都大学理学部教授。理学博士であるが地位や名誉に関心がなく、マイペース。
興味を持つと周りの声が聞こえなくなってしまうほど研究に没頭する。
古舘遥香 / 芦田愛菜(あしだまな)
古舘綾子の娘。父親を病気で亡くし、母の実家の農場で兄と暮らしている。
リキは兄と遥香にとって亡くなった父親のような存在。
古舘綾子 / 木村多江(きむらたえ)
古舘智大の娘。数年前に夫を病気で亡くしている。
父が樺太犬の研究者だったことから家で樺太犬のリキを飼っている。
横峯新吉 / 吉沢悠(よしざわゆう)
第一次南極観測隊のメンバーで、通信担当。
帝都新聞社の通信部勤務。妻が妊娠中。
船木幾蔵 / 岡田義徳(おかだよしのり)
第一次南極観測隊のメンバー。設営担当。
海上保安庁勤務で、忍耐強い性格。
古館亮 / 井上瑞稀(いのうえみずき)
古舘綾子の息子。父親を病気で亡くし、母の実家の農場で妹と一緒に暮らしている。

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