臨場
[第1話]
04/15放送

マンションで男女の変死体が見つかったとの通報があった。検視補助官・留美(松下由樹)と検視官心得・一ノ瀬(渡辺大)が現場に急行したが、検視官・倉石(内野聖陽)の姿はまだ来ていない。

所轄の刑事が激怒するなか倉石が家庭菜園をしているきゅうりをかじりながら登場。呆然とする刑事にきゅうりを手渡すと検視作業を開始した。

検視を終えた倉石は一ノ瀬に捜査を見立てるように言う。一ノ瀬は青酸化合物を所持していた女性による無理心中と推測する。その見立てに倉石も頷いた。
ところが被害者の男性が亡くなっていたベッドの横のサイドテーブルに置かれた灰皿とタバコをみた倉石は、「女はなぜ昨夜犯行に及んだんだ?」を一ノ瀬に尋ねた。一ノ瀬は「死因を究明するのが検視官の仕事、犯行に至った経緯などはわかるわけがない」と言い返すが、倉石は「死者のために、検視で拾えるものは根こそぎ拾え」と言って、一ノ瀬を現場に残したまま、留美と次の現場へ行ってしまう。

次の現場では郷土史研究家・上田(小島康志)が、自宅の地下室で変死体で発見された現場だった。凶器はダンベル。
倉石は上田の「ためらい傷」から自殺と見立てるが、捜査一課・立原(高嶋政伸)は壁に書かれた文字を指差す。
壁には「時来たり 須藤の山芋 うらめしや」と書かれていた。

立原によれば、上田に須藤明代(筒井真理子)という知人がいることから、これは明代に対する恨みのダイイングメッセージであり、立原は殺人で、犯人は明代だと言いきった。
しかし倉石は自殺説を曲げない。留美たちと遺体を調べ、自殺の証明しようとする。

一方の立原は、聞き込みから、上田と明代が不倫関係にあったことをつかむ。立原は男女関係のもつれから明代が上田を殺害したと考えた。

操作会議で、他殺として捜査を進める立原。そこに倉石は怒鳴り込んだ。

まるで犬猿の仲の立原と倉石。立原は刑事部長・小松崎(伊武雅刀)に倉石を検視官から外すよう直訴する。彼は組織には向いていない。今回の見立ても間違っていると――。

それを聞いた小松崎(伊武雅刀)はこの事件が終わったら考えると告げるに留まった。

立原は須藤による他殺の線で、倉石は自殺の線で捜査と検視を進めた。
須藤は地下室にあったジギタニスから、ダイイングメッセージの意味をついに解き明かす。結果、須藤による自殺が判明したのだった。

犯人は第一発見者の女性。上田の元不倫相手だった。上田が明代を好きになり、別れ話を持ち出したことから犯行に及んだという――。


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04/15 第1話

キャスト
倉石義男 / 内野聖陽(うちのまさあき)
警視庁刑事部鑑識課の検死官。死体の目利き・・・
小坂留美 / 松下由樹(まつしたゆき)
警視庁刑事部鑑識課の検視補助官。元は交通・・・
立原真澄 / 高嶋政伸(たかしままさのぶ)
警視庁刑事部捜査一課の管理官。捜査一課の・・・
小松崎周一 / 伊武雅刀(いぶまさとう)
警視庁刑事部刑事部長。倉石や立原の上司。・・・
一ノ瀬和之 / 渡辺大(わたなべだい)
警視庁刑事部鑑識課の検視官心得。一流大学・・・

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