特命係長・只野仁ファイナル
[第36話]
電王堂の人事局課長の木ノ内（野村宏伸）が屋上から転落死。02/12放送
警察は自殺と判断するが、結婚したばかりな上、仕事ぶりも問題なく、何も原因が考えられない。
只野（高橋克典）は彼の死の真相を調査することを命じられる。
事件が起きた頃、現場付近にオペレーターの楓（安達祐実）がいたことが分かる。
彼女は目が不自由で、人事局長の内村（石丸謙二郎）からも手術を勧められていた。
そんな中、楓がチンピラに襲われ、殺されそうになり、彼女を尾行していた只野が助けた。
楓に木ノ内が死んだ夜のことを聞くと、更衣室で男にぶつかったという。
楓が覚えていたその男のコロンの匂いを手がかりに社内を調べると、広報部の江崎（山西惇）が怪しい。
案の定、江崎は楓を殺そうとし、只野が阻止した。
江崎を追及すると、借金返済のために女子更衣室に盗撮カメラを仕掛けて、裏ビデオとして売っていたことを白状。
チンピラまで使って楓を殺そうとしたことを責めると、そんなことまではしていないと言う。
只野は楓が失明した理由を聞く。
５年前、彼女は嫌がる恋人を無理やり誘って山にハイキングに出かけた。
そこで、ハンターの撃った弾が２人に当たり、楓は失明。
恋人は命を落としたのだという。
その弾を誤射したのは、木ノ内と一緒にハンティングに行っていた内村だった。
内村はその場から逃げたが、しばらくして偶然にも楓が会社の面接に現れた。
木ノ内は彼女に全てを打ち明けようと言い、拒否する内村に殺されてしまったのだ。
只野はそんな内村に怒りの鉄拳をぶち込む。
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第32話
普段は大手企業『電王堂』の総務二課係長として働いている男。
ルックス、性格、行動全てにおいて影が薄いのが難点。
しかしこの男には電王堂の会長しか知らない秘密の顔を持っていた。
それは会長から受けた特命を密かに実行する特命係長という仕事。
電王堂に関わるトラブルがあった場合に直ちに問題を解決するのが彼の仕事だ。
そんな彼に助けられた女性は必ず恋に落ちるとか…。
特命係長・只野仁の相棒として活躍する男。
主に事件関連の情報収集を得意としている為、ケンカになるとめっぽう弱い。
ある意味で只野とは釣り合いが取れているので最高のコンビといったところか。
電王堂で会長秘書を務めている女性。
特命中の只野にあこがれているが、その只野が昼間に同じ会社にいるドンくさい只野と同一人物だとは気づいていない。
新水真由子とは特命・只野をめぐって恋のライバル対決をいつも繰り広げている。
人気アナウンサーとして活躍している女性。
過去に特命・只野に助けられてからほれ込んでしまった。
普段どこからともなく現れる只野とデートすることはあっても、すぐいなくなってしまう彼に欲求不満を常に感じている。
坪内紀子とはライバル関係にあるが、自分の方がはるかにリードしているとプライドが高い。
電王堂の総務二課で働くOL。電脳堂では唯一、表の只野仁に好意を抱いている。
しかし、照れ屋で妄想気質の為、自分の気持ちを伝えることができず、
常に妄想しては照れまくっているちょっと変わった女性である。
表の只野は一恵の気持ちに気づいているのかいないのかは謎。
電王堂の会長を務めている男で、只野の実力を買い、特命を命じたのもこの男である。
会社は平和で公平な場所であるべきと考える彼は、会社で起こるさまざまな事件を一刻も早く解決したく、
ことあるごとに只野を呼びつけている。
もちろん只野も会長を心から信頼し、忠誠をつくしている。
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